”その仕事、ヤメない?”運営者のSEIYAと申します!
「退職代行を利用するのに委任状や退職届が必要になるって聞いたんだけど本当なの?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。
ということで今回はそんな疑問を解決するべく───
- 退職代行を利用するのに委任状は必要なのか
- 委任状の書き方や準備するタイミング
- 退職届は必要なの?
…等に触れていきますので、気になる方は是非ご覧ください!
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退職代行を利用する際に委任状は必要なのか
委任状とは何か
委任状が必要なのかどうか以前に、委任状とはそもそも何なのかについてご説明しておきたいと思います。
簡単に説明すると委任状とは他者に何かしらの手続きを依頼する際にその意思表明を書き記した文書のことで、もう少し砕けた言い方をするならば、退職代行に依頼したことを証明するものです。
「どうして退職代行に依頼したことを証明する必要があるの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、シンプルに委任状があることにより会社は事実確認をとることができるのでその後の流れがスムーズになります。
本人が頼んでいないのに勝手に家族等が会社に辞意を伝えてしまうことで、余計なトラブルが発生するのを防ぐといった目的もあります。
あまり多いケースではありませんが、本人が家族に相談をしていたりすると勢いのままに家族が会社に連絡してしまうことがないとは言い切れませんので、そういった小さな芽も摘み取っていくことで安心感が増していきます。
委任状はあった方がいい
退職代行を利用する際に委任状は必要なのかという問いに対しての回答は、あった方がいいというのが正解です。
委任状がないと絶対に辞められないというわけではないのですが、先ほどもお伝えした通り、スムーズに退職できる可能性が上がり余計な心配もする必要がなくなります。
また、委任状がないことにより会社が事実確認がとれないことから、会社と直接やり取りをしなければいけない可能性も出てきます。
せっかく会社と直接やり取りしなくて済むわけですから、自分にとってストレスになるようなことを避けるためにも万全を期しておくことがご自身のためになりますよ!
弁護士が運営している退職代行に依頼する場合はまた別の文書が必要になりますので、あくまでも委任状は弁護士以外が運営している退職代行を利用する際にあった方がいいということを覚えておいてください。
委任状の書き方や準備するタイミング
ではここからは委任状の書き方や準備するタイミング等についてご紹介していきますので、ご参考になさってください!
委任状の書き方
まずは委任状の書き方についてご説明していきますが、大前提として代筆はNGです。
「バレないでしょ」なんていう風にお考えになる気持ちも分かりますが、こちらは必ず自筆で記入しましょう。
書き方はすごくシンプルで、記載内容の通りに書くだけでして───
- 退職代行側の住所・氏名
- 委任事項
- 委任日
- 委任者本人の住所・氏名・電話番号
…が一般的な記入事項で、上記に加えて実印や認印での捺印が必要になります。
委任状のテンプレートは退職代行側が用意してくれる
「委任状は自分で用意するの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、委任状のテンプレートは退職代行側が用意してくれることが多いので、それに従って記入すれば問題ありません。
もちろん退職代行によって微妙にテンプレートは違っていますが、一般的なものは以下の画像の通りです。
提供されたテンプレートの内容に従って記入していくだけなので、何も難しいことはありませんからご安心くださいね!
準備するタイミングはいつ?
先ほども触れていますが、委任状はあなたが依頼した証明書になるわけなので、退職代行から会社に連絡がいく前までには準備しておかなければいけません。
依頼したところによって準備するタイミングが前後することはありますので、そちらは退職代行の方にお聞きするのが1番です。
テンプレート自体はメールやファイル形式で送られてくることが多いので、それを印刷し記入した上で、指定された住所へ送れば問題ありません。
場合によっては色々とやることが重なり忙しくなるかもしれませんが、そこは少し辛抱し円滑に進むようにしていきましょうね!
退職届は必要なの?
委任状の場合はあった方がいいとお伝えしましたが、退職届は必ず必要です。
会社と直接やり取りをする場合であれば口頭で辞意を伝えるだけでも成立することがありますが、退職代行を利用する際は他者に依頼するわけなのでそうはいきません。
委任状と同じで、本人の辞めたいという意思を証明するものにもなりますから、退職届は必ず用意しましょう!
代筆はNGで書き方はテンプレートに従うだけ
委任状と同じで退職届も代筆はNGです。
自筆でないと効力がありませんので、必ず自分で書くようにしましょう。
こちらも退職代行側がテンプレートを用意してくれることが多いので、そちらに従って記入すれば問題ありません。
退職届は上記画像のようなものが一般的で、記入事項も少ないですから、そこまで時間もかからないですよ。
退職届はいつまでに提出するべきか
退職届は最低でも退職日の14日前までには会社に届くのが理想的ですので、退職代行の方と相談して退職日を決定した上で、そこから逆算して提出してください。
ちなみにですが、有期雇用の方が雇用期間内にやむを得ない事情で退職する場合は14日前とは言わずに、即日で退職届を提出して問題ないこともありますので、こちらもご相談の上で決めてください。
会社に送る形でも大丈夫?
ここまでお読みになって、「退職届は自分で会社に提出しに行かないといけないの?」と不安に思われた方もいらっしゃると思いますが、会社に送っても問題はないのでご安心ください!
送る場合は添え状を同封するのがマナーと言われていますが、添え状は”送付状”や”送り状”とも呼ばれる文書で、履歴書や職務経歴書等を企業に送る際に同封することが多いです。
添え状には主に───
- あいさつ
- 中身を知らせる
- 補足事項を伝える
…等といった目的があるので、退職届を送る際にも同封しておくとより丁寧です。
必ず必要かと言われればそうではないですが、念には念を入れ、万全に近い状態を作っておくのがいいと思いますよ。
できることは全て行って、極力スムーズに退職できるよう対策しておきましょうね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか!
退職代行|委任状や退職届がないと辞めることができない!?と題しまして───
- 退職代行を利用するのに委任状は必要なのか
- 委任状の書き方や準備するタイミング
- 退職届は必要なの?
…についてご紹介してきましたが、まとめると以下のようになります。
・退職代行を利用する際に委任状はあった方がいい。ないと辞められないというわけではないが、用意しておいた方がスムーズに進む可能性が高い。
・委任状は退職代行側が用意してくれるテンプレートに沿って記入すれば問題ない。会社に連絡がいく前までには準備しておく必要がある。
・退職届は必ず必要。委任状と同じで代筆はNGなのでテンプレートに従い必ず自筆で記入し、最低でも退職日の14日前までには届くように調整して提出する必要がある。
・退職届は会社に送っても問題ない。その場合は添え状も同封するとより丁寧。
最後までご覧いただきありがとうございました!