基礎知識

退職代行|利用件数の大半は若者?年齢層も調査してみた

SEIYA
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皆さんお仕事お疲れ様です!
その仕事、ヤメない?”運営者のSEIYAと申します!

退職代行はまだ比較的歴史の浅いサービスであるために、利用件数がどれくらいなのか気になる方もいらっしゃるかと思います。

件数が多ければ多いほど利用もしやすくなるのではと思いましたので、今回は───

  • 退職代行の利用件数はどれくらいなのか
  • 年齢層はどんな感じ?
  • 若者が多く利用している理由は何なのか

…等についてご説明していきますので、気になる方は是非ご覧ください!

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退職代行の利用件数はどれくらいなのか

まずは退職代行の利用件数がどれくらいなのか見ていきたいと思います!

しかし、退職代行サービスを行っている全ての会社ががデータを公表をしているわけではなく、あくまでもその会社での件数になりますのでそちらはご了承ください。

退職代行モームリの件数

最初にご紹介するのは株式会社アルバトロスが運営している”退職代行モームリ”です。

期間 2022年3月15日~2023年5月31日
地域 全国
利用件数 1,637人

こちらは1年ちょっとの期間でのデータになりますが、1,637人が利用されたそうです。

約15ヵ月ですので、単純計算で1ヵ月に約110人1日で3人程の方が利用して退職しているという計算になりますから、こうして見てみると意外と多いなという風に思うのではないでしょうか!

退職代行TORIKESHIの件数

お次は日本労働産業ユニオンが運営する退職代行TORIKESHIのデータです。

期間 2022年12月〜2024年1月
地域 全国
利用件数 4,963人

こちらは14ヵ月でのデータになりますが、4,963人もの方が利用されたそうです!

SEIYA
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これはかなりの人数ですね。

単純計算して1ヵ月に約350人1日で約11人の方が利用したということになります。

こうして見てみると、退職代行というサービスはかなり普及しているので、利用すること自体が何も特別なことではないように思います

辞職者の5人に1人が利用しているという意見もあり

どこまで正確な数値かは分かりませんが、辞職者の5人に1人が退職代行を利用しているという意見もあります。

現在日本では年間750万人以上もの方が退職しているというデータがあるようで、その計算でいくと年間150万人の方が退職代行を利用しているということになりますが、これが本当なのだとするならばものすごい人数です。

この数値だけを見ていると、”退職代行を利用して辞める”ということがそう遠くない将来に今よりも一般的になることが十分にあり得るように思います。

ただ、退職代行を利用しなければいけないような会社はあまり増えてほしくないんですがね…。

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年齢層はどんな感じ?

利用件数を見てきましたが、かなりの人数が退職代行を利用していることが分かり、勇気付けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか!

ここからは実際に利用した方の年齢層を見ていきたいと思います。

こちらは退職代行モームリのデータになりますが、利用件数の6割以上を20代の方が占めています

次いで30代の方が多くなっていますが、とても極端なデータになっていますよね。

実は退職代行ではこういったデータが一般的で、TORIKESHIの方でも20代と30代の方を合わせて4,000人を超えており、これは全体の8割以上になっています。

SEIYA
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これも退職代行の大きな特徴の1つで、今の日本の風潮を如実に表しているなと思いますね。

ただし、決して”40代だから利用してはいけない”というようなことはありませんので、そこは気にしないでくださいね!

男女比の差はあまりない

上記画像をご覧いただければお分かりかと思いますが、年齢層に差はあっても男女比にあまり差はありません

もちろん性別によって退職代行を利用するきっかけは違うかと思いますが、”男性だから利用する”とか”女性だから利用しない”といった風潮は全くないことが分かります。

性別に特化した退職代行もありますが、あくまでも男性・女性が利用しやすいというだけで、結果には全く影響がないんですよね。

ですので、年齢や性別は気にせずに退職代行をご利用いただればと思います!

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若者が多く利用している理由は何なのか

冒頭の部分や上記内容を見て、退職代行を利用しているのは20代の若者が圧倒的に多いことはお分かりいただけたかと思いますが、その理由は一体何なのかご説明していきたいと思います。

主な理由としては───

  • 退職を言い出しにくかった
  • 人間関係が悪かった
  • ハラスメントを受けていた

…等でして、対人関係によるものがほとんどになっています。

20代というと色々なことにまだあまり耐性がないことも多く、自分で退職を切り出しにくいことから、利用する方が増えていると考えられます。

さらに、お金がかかるという経済的な面よりも自分にかかるストレスを軽減するということに重きを置く方が多いとも言い換えることができるのではないでしょうか。

もっと上司が話しやすくて、職場の人間関係が良かったら退職代行は使わなかったかなぁ。

…という声も多いようで、これを見てもやはり”人間関係で悩んでいる20代の方が多い”ということが分かりますね。

スパルタの時代は終わり、人間関係が良くて働きやすい環境を求める方が多くなっているのが最近の日本の傾向なのではないかと思います。

逆に利用しないと考えている方の理由は何?

参考程度にですが、「退職代行は利用しないなぁ」と考えている方の理由も掲載しておこうと思います。

主な理由は以下の通りです。

  • 退職の意思は自分で会社に伝えるべきだと思う
  • 金銭的な負担がある
  • お世話になった会社や同僚に失礼だと思う

こちらも日本人ぽいなと思うところですが、会社に対しての恩や感謝といった部分から利用しないと考える方もいらっしゃるようです。

これは個人個人で考えが違って当たり前ですから、上記だけを見て退職代行を使わない理由にはしてほしくないなと思います。

あくまでもそう考える人がいるというだけで、優先すべきはご自身の考えですからね!

認知率も意外と高い

20代の方の利用件数が多いのには”認知度が高い”という背景も存在します。

上記画像は年齢層別に退職代行の存在自体を知っているかどうかがグラフ化されたものですが、ご覧の通り20代が最も認知度が高く、8割を超えています

年齢層を関係なくした場合の退職代行の認知度は70%程度ですから、それと比較しても高いことが分かります。

20代の方は情報収集能力も高く、退職代行を知っている方が多いことがそのまま利用件数が多いことにも繋がっていると言えますね。

退職代行というサービス自体の認知度も年々上がっていくと思われますから、それに伴って利用件数も増えていくことでしょう!

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まとめ

いかがでしたでしょうか!

退職代行|利用件数の大半は若者?年齢層も調査してみたと題しまして───

  • 退職代行の利用件数はどれくらいなのか
  • 年齢層はどんな感じ?
  • 若者がよく利用するのはなぜなのか

…等についてご説明してきましたが、まとめると以下のようになります。

・退職代行の利用件数はモームリでは1,637人、TORIKESHIでは4,963人。どちらも1年ちょっとの期間のデータで、かなり普及していることが分かる。

退職代行を利用する方の年齢層は圧倒的に20代が多い。次いで30代が多くなっているが、この2つの年齢層を合わせて全体の8割以上になることは普通

・20代の若者が多く利用する理由は、職場の人間関係が悪く自分で退職を切り出す勇気がないといったものがほとんど。あまり耐性がないと考えられることから、20代の方の利用が多いとも言える。

最後までご覧いただきありがとうございました!