業界で言われていたことが
メディアで少しずつ表に
でるようになりました
・客室の備品がなくなる
・冷蔵庫の中身は飲み逃げ
・シャンプーはボトルごと
なくなる
・外国人スタッフへの
差別的発言
これらは、ここ最近
高級旅館で見られる
惨状です
さらに宿側からは
こんな声も
「インバウンド客を
受け入れてた方がよかった」
インバウンドで訪れた
外国人より
マナーの悪い日本人が
増えているということです

当館は高級旅館でなく
おもてなしなし
会席料理はなしの宿
なので
高級旅館にあるような
備品は使っておらず
無くなる心配は
ないのですけど
しかし同じ同業者
他人ごとではありません
記事の最期にこのように
結んでありました
「コロナが奪ったモノは
我々の日常ではなく
心の余裕を奪っていった」
深く納得できる言葉です
自粛警察をはじめ
変な正義を振りかざす
そんな風潮も浮き彫りにした
新型コロナ感染拡大
あの世界が認めた日本人の
精神性はいったい何処へ
行ったのでしょうか?

試合に負けてもスタンドを
清掃する日本のサポーター
世界から賞賛を受け
その様子は海外のメディアも
取り上げられました
その日本人が海外では
評価されても
国内では目を覆う実情が
今、報告されているのです
我々宿泊事業者はこの事実に
良い悪いの評論家に
回ってはいけません
きちんと現実を受けとめ
旅本来の目的は何なのか?を
考えなおすきっかけなのです
消費型旅行の成りの果てが
今現実としてあるのです
旅は消費型ではなく
『充足型』

何を充足するのか?は
云うまでもなく
心
心身ともに満たされる為にも
旅は心の栄養でなければ
ならないのです