少しずつ地域に浸透するサロン活動

以前、平成30年の3月まで実施していた山代健康大学(地域の良さを知り、人々が一番関心の高い健康をテーマに、学ぶ気持ちがあれば年齢にこだわらない市民サロン)の受講生の方が来られました。

1.ぜひサロンの講師をお願いしたい

その方たちは、月2回サロン活動をされていて、いろいろ参加者を楽しませたりの世話役をやられ一年以上も結構頑張られています。

そして、何をやるか?日々考え頭を悩まし、年明けの一回目に私、吉本に講師を依頼する為に来館されました。

もちろん、かつて山代健康大学にも熱心に参加された方なので一つ返事で了解しました。

2.サロン活動の課題とは?

国もメタボという言葉にひっかけ、肥満防止=生活習慣病予防⇒医療費の削減を目指しましたがうまくいかずトーンダウン。

そして個人から、集団へということでサロン活動を推奨するようになった訳です。
(詳しくは、2020年1月9日投稿の「どこへ行ったかメタボ、その原因と今後はどのように?」をご参照下さい)

しかし、参加する人は楽しいのですが、世話をされる方は、ホント頭を悩ませていることと思います。

3.サロンのリーダー育成の為の「やましろワクワク市場」開催中

私もそうでしたが、楽しませようとすると思い高まり、時にプレッシャーに感じた事もありました。

国が勧める「個人から集団へ」の健康アプローチには大賛成ですが、その為のリーダーの育成が必要です。

2019年(平成30年)に115回実施した山代健康大学をいったん休講にして、地域サロンのリーダーの為にレクリエーションや運動のネタを提供する「やましろワクワク市場」を始めています。

やましろワクワク市場のチラシです
サロン運営者の為のワンデー講座

以前の山代健康大学は、健康に学ぶが主でしたが、現在の「やましろワクワク市場」は、市場という名のごとく、レクや運動のネタ(やり方)を仕入れるのが主です。

今まで、10回以上実施してきましたが、欠かさず伝えていることがあります。

それは、皆さんに
「今日は新鮮なレクや運動のネタを錦パレスで仕入れて頂きました。 ネタなので聞いて満足したら終わってしまいます。」

「ネタですので、帰ったらいつまでも大事にとっておかないで、ぜひ地域やサロンで使ってくださいね」

使ってはじめて、健康の輪が広がる
※楽しくなければ、健康づくりは続きませんから。


どこへ行ったメタボ、その原因と今後はどのように。

お正月も終わり、仕事始めも過ぎ、ふと体重計に乗ると気になる体重・・・・。

10年前までは、ちょっと太ると「私って、ちょっとメタボ気味・・・」か言ったり、また太っている人をメタボと指を差さないまでも言ったものでした。

しかし、10年以上も経った今、そのメタボ(正しくはメタボリック・シンドローム)の言葉は全く巷では聞かれません。

本日はメタボと併せて、その先に国が描いていた青写真とな何か?そして今後はどのようになるのか?をお伝えします。

1.そもそもメタボとは太っている人のことではない

メタボとはメタボリック・シンドロームです。
そしてメタボリックとは、代謝を意味します。

つまり、カラダに取り込んだエネルギーをうまく変換できずに脂肪としてため込んだ状態であり、そのうまく代謝できない人を指して言っていました。

2.何故、うまく代謝できないか?

一番は生活習慣にあります。

・運動習慣がない
・食事が炭水化物や白いもの(米や砂糖)に偏り気味
・間食が多い

そして、当たり前のことですが、摂取カロリー>消費カロリー(生活習慣+基礎代謝)となり、その差分が脂肪として体内や内臓、また血管壁の内側などに蓄えられます。

3.対策は、摂取カロリー<消費カロリー

と理屈はそうなのですが、運動+生活活動を含めた身体活動で、摂取カロリーを上回ることは、難しいです。

なので、食事療法が加わります。

よく深夜・早朝の通販番組のダイエット器具やサプリで4週間で6キロ減量に成功!などの画面に小さく表示される「正しい食事療法と適度な運動を併用した結果です」とあるようにベースは運動と食事にある訳です。

4.国の目論んだメタボリック

平成20年に、国は男性で腹囲85cm、女性で90cm以上の人は、代謝がうまくいかず内臓脂肪が増えやすいので運動と食事を改善し生活習慣病予防に努めましょうと言い出しました。

そして特定健診(通称:メタボ検診)を受け、生活習慣病予備軍の人は、特定保健指導といって保健師や医師、管理栄養士そしてわれわれ健康運動指導士などが生活習慣の改善に努めるというものでした。

しかし
10年以上も経って見てわかったことは、太っていても健康な人は多く、また太っている人は結構明るかったのです。

10年前なんかに私がメタボの話をすると、笑いながら「自分です!」と言わんばかりに手を挙げる人がいました。

つまり、国のネガティブを引き出し(糖尿での失明や腎症で透析をうけたりする映像を見せ、こうなる前に運動と食事を見直しましょう的なやり方)無理やり行動させるというような施策は失敗を見ました。

もっとも、国は個人の健康で幸せな生活よりも、高齢化により吐出する医療費の削減にその狙いがあったことは、今さら言うまでもありません。

5.個人アプローチから集団へ

太っている人をターゲットに「運動しなさい」「食事に気をつけなさい」というやり方から、集団にアプローチするやり方へ変わりました。

そしてネガティブ的な恐怖をあおって行動を促すやり方から、一人では挫折しやすいのでコミュニケーションを重視し、集団での健康づくり(地域サロン活動の推奨)を勧めてます。

また、健康づくりの基本中の基本である楽しさが継続の秘訣であることも少しずつ浸透しつつあるようです。


受験生必見~頭が良くなる食べ物

お正月も過ぎ、今日から仕事始めのところも多かったようです。

我々大人と違って、受験生にはこれからが勝負の時期となります。

私も受験生の頃は大学ラグビーや箱根駅伝を見て、ほとんど勉強もせず、母親に怒られたものです。

そんな私が言うのも説得力なさそうですが、ここは健康運動指導士の立場から、カラダだけではなく頭も健康であることが大事な訳です。

本日は、頭の良くなる食べ物をご紹介致します。
これからの時期、サプリなんかに頼らず、頑張れ「受験生」!

1.頭に良い食べ物

まずは、ベースつまり土台が大事です。

どんないい家も土地がしっかりしてないと基礎が狂います。

頭も同じように、まずは脳をつくる脂肪酸、とりわけ『オメガ3』を摂取しましょう。

さらに、できましたクルクミンも!


脳をエンジンに例えるなら、エンジンという機械自体が『オメガ3』という脂肪酸。

そして、そのエンジンにカーボン(ゴミ)が溜るのを防ぐ、オイルの役割をするのがクルクミンです。

○オメガ3 / アマニ油 エゴマ油
○クルクミン / カレー

2.やる気を促すホルモン分泌の為に必要な食べ物

同じように頭をエンジンに例えるなら、そのエンジンの回転数を上げ、スピードアップを図る為には、どうすればいいのでしょうか?

その指示(信号)を出し伝える役割がホルモンです。


ちなみに、代表的なのは『セロトニン(幸せホルモン)、ドーパミン(やる気ホルモン)・ノルアドレナリン(信号伝達をスムーズにするホルモン)』の3つです。

いくら高性能エンジンでも、指示・命令がないとそのポテンシャルは引き出せませんからね。

○トリプトファン(セロトニン) / バナナ 乳製品 大豆
○チロシン(ドーパミン・ノルアドレナリン) / バナナ 乳製品 大豆

※ちなみにトリプトファンやチロシンをセロトニンやドーパミンに変換するためにVB6(ビタミン6)が必要になってきます。

○VB6 / バナナ レバー 

バナナは万能のようですね!

3.ポジティブシンキングに必要な食べ物

さて、ここからは高性能エンジンのポテンシャルを最大限に引き出すドライバーに例えを変えます。

コーナーを攻めるか? 一気にまくるか? 不安があってはいけません。前向きでポジティブに!!です。

その為に必要な、ブドウ糖をエネルギー変換する為のビタミン、VB1(ビタミンB1)や気持ちの落ち込みを食い止めるZN(亜鉛)は大事です。

○VB1 / 豚肉 大豆製品
○亜鉛 / レバー アーモンド ゴマ

4.記憶力を高める為の食事

レースでは、コースがどのようになっているのか?あらじめ頭に叩き込んでおく必要もあります。

受験も同じです。

記憶を高めるにはビタミン3が豊富な食べ物がお勧めです

○ナイアシン(VB3) / きのこ アーモンド レバー

5.本番であがらないよう、冷静沈着な気持ちを保てる食べ物とは

レースでもプレッシャーが、そして受験も平常心で臨めば本来の力が発揮できるのですが、会場の雰囲気や周りの受験生を見ると浮足立ってしまいます。

そうならない為におすすめな食べ物です。

○GABA / トマト キムチ 納豆
○カルシウム・マグネシウム / アーモンド うなぎ

6.バランスを意識し、仕上げはコンデショニング

記憶力を上げたいからといってアーモンドばかり食べたり、またやる気が大事といってバナナや牛乳ばっかり飲んだりはお勧めしません。

これらの製品を少しずつでもいいので、バランスよく一週間の中で少しずつ摂るようにしましょう。

もちろん、摂らない、摂れない日もあるでしょうが、一週間の中が目安です。

そして、大事なことは、どんなにバランスよく食事を気を付けても勉強の質と量が伴わないと合格は難しいでしょうし、またその逆にどんなに勉強しても、食事がおろそかだったら厳しい結果となるでしょう。

健康な脳を意識し、ぜひ本番では充分な結果を出してください~応援してます!!


冬の朝、スッキリと目が覚める為の大切な事

だんだん寒くなると朝起きるのが辛くなる時期です。

朝、目が覚めたらカーテンを開け朝日を入れ、窓を開けて外気を入れ、そして軽くカラダを動かしながら徐々に起こしていく・・。

しかし、しかし睡眠時間が一日7時間あっても、日中に眠くなったりなどありませんか?

また、この時期は特にコタツに入って、ついついうたた寝・・・気持ちがイイのはわかりますが、お勧めできません。

気持ちよくスッキリと目覚めることができるよう、入眠前に気おつけるべきことをお伝えします。

1.寝る前には、やり残したことや心配事を抱えたまま寝ないこと

心配事や不安を抱えたまま、寝るとカラダは寝ていても頭は動いた状態になってしまいます。

例えば、寝巻きに着替えず、仕事から帰った状態でそのままベッドの上で寝てしまったり、またその逆に今度は休日に家の中でズゥ―とパジャマのままで過ごしたり・・・。

いけませんね!

寝る時は、頭の中をきちんと完結させ、そして寝る環境をつくって入眠しましょう。

2.不安や心配事がなかなか頭から離れません・・・

わかります。

ノルマが達成できない
資金繰りが間に合わない
職場での上司との折り合いが明日はどうだろう

いろいろあります。

しかし、いつまでもネガティブに考えて寝に入ってはいけません。

よく言わるのは、不安な事は紙に書きだすと、「意外とこんなものか」と気持ちが軽くなると言われます。

しかし
私はあまりこちらはお勧めできません。

ではどうすれば
笑うのです!!

笑顔の効果は抜群です。
「明日は良い日になる」と微笑みながら想像し気持ちよく寝て下さい。

3.寝る前だけでなく日中の過ごし方も大切

これは、あまり言われてませんが、あまり根を詰めて頑張りすぎると、いくら休んでも寝たりないという状態です。

例えば徹夜明けや長時間のドライブの後など、その日しっかり寝たつもりでも翌朝スッキリと起きれない場合があります。

私も週1回は宿直があります。
日頃寝ている時間に、週一回は起きているので、次の日はなかなか疲れが抜けず、日中に仮眠をとっても、すぐ疲れてしまいます。

日中、こまめに休憩をとることで、疲れを溜めないようにすることが大切です。

無理な頑張りは、ボディーブローのように、じわじわ利いてくるものです。

4.軽い運動がお勧め

睡眠以外に頭をリフレッシュするのが、運動です。

ハードな運動でなくても軽いジョギングやTV体操、ウォーキングなどで充分です。

運動には、昼寝とおなじような脳をスッキリさせる効果があるので、長時間のデスクワークや運転時など適度にカラダを動かせば、頭もスッキリしてきます。

ポイントは日中に1時間~1時間半に一回程度のの休憩を兼ねた軽い運動をすることで、日中の疲れがボディーブローのようにカラダに残ることを防げ気持ちよく睡眠に入れるはずです。

さて
もうすぐ2020年、新年を迎えます。

新しい習慣をつくるには、ちょうど良いタイミングとなります。

ぜひ、気持ちのイイ朝を迎えられるよう、寝る前だけでなく日中の過ごし方にも工夫をしてみましょう。


運動前の食事について

寒くなると外に出る機会も減り、運動の量や回数も減りがちです。

また、活動時間が減る一方で、人は寒さから身を守るべく脂肪をカラダにため易い時期でもあります。

運動したいが・・・と思いながら、コタツに入り、食事をしてTVをみてると、さっきの意欲はどこへやら??

本日は運動前の食事についてお伝えします。

1.運動2時間前には食事は済ませておきましょう(理想)

食べてスグは、消化のために胃など内臓に血液が必要です。

なので、食べて即運動は、全身にも血液を循環させないといけません。

内臓にも血液が必要だし全身にも血液を回さないといけないというということで心臓に負担が、かなりかかってしまいます。

理想を言えば、消化が落ち着くまでの食後2時間は空けていただきたいです。

2.どうしてもスグに運動しなければならない時は?

自転車やローボートなど地面から直接衝撃を受けない運動をお勧めします。

足が直接に地面と接するジョギングやウォーキング、エアロビクスやリズム運動などは、食べてスグは避けたいところです。

3.運動前にお勧めな食事

ズバリ、パスタ料理です。

パスタを使ったイタリア料理は消化がいいです!
海外のアスリートなどレース前には「パスタを食べたか?」という会話がでるぐらいレース前にはスパゲティやラザニヤを好んで食べます。

2時間空けれない、食後にジョギング・ウォーキングをしたい方など、一度試してみてください。

4.空腹時の運動は危険です

空腹時の運動は、血液の循環が活発になり、老廃物が血中に流れ出し梗塞の危険性が高まります。

飴玉一つでも、簡単なブドウ糖(即、エネルギーにかわるので)補給をしてから行ってください。

特に早朝時の運動は、必ず何か口に入れてから行うようにしましょう。

5.もちろん、水分補給も忘れずに

運動の前後、もしくは運動中に口に軽く含むだけでも「水分補給」も必須ですね。

冬場は入浴中の事故も増えますが、同じく運動中の事故(特に寒い朝の早朝)も増えます。

お医者さんの中には、事故を未然に防ぐため、冬場の運動を控えるようにと言われる方もいらっしゃいますが、きちんと気を付けるべきことを気をつければ大丈夫ですので、せっかくの運動習慣はぜひとも続けて頂きたいものです。


「健康経営」かくありき

先日、日本健康経営の事業説明会に参加してきました。

尊敬する社長が、これから山口県東部に健康経営を広めて行かれるということで、私も一つ返事で「ぜひ、協力させて下さい」ということとなりました。

心あるトップやリーダーが「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む」という健康経営の主旨には、大賛成です。

しかしながら、まだ国内で広がり始めて3年目。
毎年、倍々で増え続けるこの健康経営優良法人認定制度に問題はないのか?を本日はお伝えします。

1.健康経営が注目される背景

これは、間違いなく「人手不足」です。

人一人が一人前の仕事をすればいいのですが、会社に出社してもボーっとしてミスを繰り返したり、体調が悪いといって早退したりと 会社の生産性に悪影響を及ぼします 場合があります。

しかしながら生活習慣を改善し運動や食事を見直し健康に配慮すれば、一人が1.25倍、1.5倍と生産性をあげる可能性が見えてきます。

つまり従業員の健康に配慮することで最終的には会社の財務諸表の健全化を目指す訳なのです。

2.優良法人認定数の推移

この健康経営は、健康宣言という健康経営に取り組むことを公に謳うことから始まります。(中小企業の場合は、協会けんぽが窓口)

そして、その取り組みを所定のフォーマットに基づき、10月末までに日本健康会議に提出し、その翌年の2月に優良法人が決定されます。

優良法人の認定数も年々増えています。
中小企業の優良法人の推移は下記の通りです。

2017年  318社 (3社)
2018年  776社 (5社)
2019年 2,503社 (17社) ( )内は山口県内の優良法人数

3.健康経営に取り組む法人が増え続ける理由

働き方改革と親和性がよかったり、また企業のイメージアップにつながったりとメリットはあります。

その中でも、企業に与えられるインセンティブが大きいです。

・求人票に健康経営優良法人を受けていることを謳える。
・入札に関する評価点があがる。
・政府系金融機関から低利で融資を受けやすい。

以上のようなインセンティブ(やる気を引き起こす為の外的要因としての報奨制度など)があるわけです。

4.増え続ける優良法人に課題はないのか?

健康経営の最終ゴールは、財務諸表の健全化にあります。

では、その売上や利益を上げる為に優良法人の認定を受ければ業績はあがるのでしょうか?

6年前に尊敬する方から言われた言葉があります。

「経営とは、数値化できないものの影響でつくられている」
数値化できないものとは人情、わびさび、心の色、笑顔・愛嬌・愛想そして慮り(おもんばかり)などです。

つまり、目に見えるものばかり重きがおかれ、目に見えない部分がないがしろにされてないか?が危惧するところです。

5.忘れらない経産省 江崎禎英(えさき・よしひで) 氏の言葉

2018年、東京有楽町の朝日ホールで優良法人の受賞セレモニーがありました。

その中で、経済産業省の江崎さんからの言葉がこれからの健康経営の本質を言い得ていると感じました。

それは
「この健康経営が、好景気時代の贅沢品としあるのか?それとも不景気になった時の企業の精神的な底支えとなるかどうか?のどちらかであるか?」

答えはおっしゃらずとも、どちらか?は明確です。

精神的な底支えとなるには、やはり目に見えない、数値化できない人情・愛情・友情など人と人とのコミュニケーションが大切であることは間違いありません。

目に見える部分(売上、従業員数など)ばかり求めるのでなく、目に見えない部分(社内の雰囲気、元気・やる気・根気)を整え、そして目に見える部分を改善していくことこそが、これから求められる健康経営だと言い切れます。


10年はひと昔、聞かなくなったメタボリックシンドローム

健康経営の集まりがあり出席してきました。
この山口県東部でも確実にその動きが始まっています。

そして、これからますます「健康」について関心は高まることでしょう。

さて
10年以上も経てば、健康の在り方、考え方も変わってくるもので、その代表的なものがメタボリックシンドロームではないでしょうか?

国民の誰もが知っている、しかしその言葉の持つ意味やなぜ今は聞かなくなったのか?を本日は健康運動指導士である私吉本がお伝えいたします。

1.メタボの意味は太っていることではありません

正しくは代謝という意味です。

つまりメタボリックシンドロームとは代謝がうまくいってない状態、カラダに余分なエネルギーをためてしまう事を言います。

男性で腹囲85センチ、女性で90センチある人は生活習慣病のリスクが高いので運動しましょう!食事を見直しましょう!ということで、運動については我々健康運動指導士、そして食事については管理栄養士が関わったというわけでした。

2.太っている人は不健康か?

答えは「いいえ」です。

もちろん不健康な人もいますが、適度に太っている人のほうが生活水準が高くすぐれた医療も受けられ健康を維持できるとも言われてました。

これは、医療の進歩とともに平均寿命が延びてきたことと似ていますが、太っていても健康な人が続出したので、メタボリックシンドロームは国民の間に言葉は広がりましたが、健康意識の向上に一役かったか?といえばなんとも言えません。

3.今でも続く特定検診・特定保健指導

この腹囲85センチ、90センチ以上が一次検査で、さらにオーバーしている人は、血圧や血糖、脂質や喫煙習慣などがチェックされます。
これを特定検診と呼び通称「メタボ検診」なるものです。

さらに、生活習慣予防のために運動指導や食事指導が行われる特定保健指導がその後にセットで行われます。

いまでも市区町村の保健センターで実施されてます。

良い悪いは別にしても、私自身は岩国市の特定保健指導を受けている方とも接点があります。

運動本来の楽しさを体感してもらい、少しでも心の健康に寄与することで、少しでも幸せな毎日が送れるようにサポートさせて頂きます。


超高齢化社会に突入する日本

いきなり大きなお題ですが、週始めに宿泊型新保健指導や公的保険外サービスなどを改めて学び直すと、主題の日本の危惧される将来像が見えてきます。

今現在は
【日本人の平均寿命】
○男性:81.0歳
○女性:87.2歳

人生100歳時代を当たり前に聞くようになりましたが、間違いなく世界で稀にみる高齢化社会社会に突入してしまう日本につて私見を述べさせてください。

1.医療の発達と充実した保健制度が今日の長寿社会のもと

年金制度が始まった1961年(私、吉本が生まれたのは1964年の第一回の東京オリンピックの年)その当時の平均寿命は下記の通りです。

【1961年(昭和36年)の平均寿命】
○男性:66歳
○女性:70.1歳

つまりこの1961年から2019年の58年の間で、

○男性:15歳 増
○女性:17.1歳増

ということになります。

もちろん、この背景には医療の発達、保健制度の充実、そして健康情報の増加もあります。

このペースは、4年で1歳の平均寿命が延びる計算となります。

2.年金制度は、すでに厳しい状況

では、老後を支える状況はどうか?といえばご存知のように年金制度はほぼ破たんしています。


この状況にあるのは、誰が見ても明確です。

年金制度ができた1961年には、60歳を支給年齢にすれば、

○男性:6年間
○女性:10年間
たったこの期間で済んだ支給、つまり負担が、今は65歳を支給年齢としたら

○男性:16年間
○女性:22年間と倍以上

さらに、世代間扶養なので年金を払う現役世代が多くいたのは、いろんなところで耳にされたことがあるハズです。
(年金を受け取る側が多く、支える払う側が少なくなるということですね)

私が生まれる3年前の1961年に、誰がこの超高齢化社会を予測できたでしょうか?

余談ですが、私が生まれた1964年に開通した首都高速道路、こちらも有料を無料化にできる算段でしたが、今のような車社会が来るとは予測できず、未だ料金はかかっている現状から、未来の予測はホント難しいものです。

3.健康寿命延伸がポイントです

平均寿命に対し、健康寿命というものがあります。

これは、介護や寝たきりにならずに日常生活をおくれる期間を示すものです。

○男性:72.1歳
○女性:74.9歳

伸び続ける平均寿命に対し、いかに健康であり続けるか?がポイントなのです。

4.PPKとNNK

これは、もしかしたらご存知の方もあるでしょう。

ピンピンコロリ=PPK

これに対し、NNKは何でしょう





答えは、ネンネンコロリ
つまり寝たまま余生を送るということです。

元気に一生を終えるのと、寝たままで介護が必要で、痴呆もはいり家庭でのコミュニケーションもままならず、本人も家族も不本意なまま一生を終えるか?あなたならどちらの一生の終え方を選びますか?

ちなみに介護保険も2106年は、40兆円ですが、2025年には60兆円に膨らむと試算されてます。

大丈夫か?? 日本

5.健康であるには、生涯現役!

アメリカのデータで、100歳以上の方にアンケートを取ったら、ある共通の内容が見えてきたそうです。

それは、

未だ100歳を過ぎても働いているか?つい最近まで、もしくは100歳近くまで働いていた」だそうです。

つまり、定年が60歳、65歳、70歳と区切るのではなく、生涯現役

いや、100歩譲って 80歳までは現役 これが私吉本の見解です。


あれからどうなった宿泊型新保健指導「スマート・ライフ・スティ」

本日、新聞記者の方と話す機会があり、温泉についての取材でしたが、話は「新湯治」そして「社長の為の肉体改造プログラム」さらには公的保険外サービスについてなど多岐にわたって話す機会を持てました。

そんな中、興味を持っていただけたのが、宿泊型新保健サービスで今で言えば新湯治がそれに近いものかなぁとおもったのですが、平成27年にスタートした主題のサービスは、メタボ同様全く耳にしなくなりました。

今はどのようになっているのか?

また、今後は需要があるのか?

課題はどうだったのか?

など、少し振り返ってみたいと思います。

1.そもそも宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・スティ)って何?

厚労省が平成27年より、全国23地域で実証実験をおこなったその名のごとく、宿泊しての保健指導です。

保健指導といえば、運動と栄養指導と検診となりますが、国が言うところによれば下記のようになります。

「 糖尿病が疑われる者等を対象として、ホテル、旅館などの宿泊施設や地元観光資源等を 活用して、医師・保健師・管理栄養士・健康運動指導士等の多職種が連携して提供する 新たな保健指導プログラム 」

まぁ、健康にかかわるオールキャストを管理の行き届く宿に集め、保健指導をして結果を出しましょうと言ったところでしょうか?

我々宿泊業に関わる者にとっては、ビジネスチャンスだった訳ですが、私がこの取り組みを知ったのは、平成29年でした。

自分の情報キャッチのアンテナが低かったのか?情報発信が自治体経由の為に民間に伝わらなかったのか?今では全く聞かなくなりました。

2.結果はいかに

今は令和ですが、平成で言えば31年です。

宿泊型新保健指導が始まったのが平成27年、そして結果報告がされたのが平成28年の2月です。

結果報告に目を通すと、「行動変容がなされた」という意見が多く見られます。

なお、プログラム2泊3日に参加後、すぐに実施したいと答えた方は下記の割合です。

食事 44.5%   
運動 42.6%

つまり、4割以上の人が、即実施しようという理想的な数値となっていますし、6割の方が大変満足と答えています。

この数値だけみれば、成功と呼べるのですが、何故今全く実施されていないのでしょうか?

3.補助金あるあるの行政から民間にうまく引き継がれない多くの事例の一つ

そう思いたくありませんが、結局実証実験で終わってしまったということはうまくビジネスとして成立しなかったからです。

補助金があるうちは、いろいろできますが、先立つものがなくなれば、収益性が高くないと継続は難しくなります。

昔から、ヘルスツーリズムがなかなかビジネスとして成立しないのは、宿泊スタイルがバカンスのある欧州や1週間~1カ月の滞在が主な海外に比べ、日本は今だ1泊が主流です。

しかも
たまの旅行、カラダに悪いとわかっていても飲めや歌えやの一泊豪遊型の非日常スタイルがほとんどです。

この旅行体質が改善されないと、宿泊型保健指導は根付かないと思いますが、健康づくりに大切な「楽しさ」が欠けていたようにも感じています。

平成27年度に一つの節目を迎え、灯しては消えてしまったような宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・スティ)ですが、平成もおわり新しい時代となった今、当館が提案する新湯治をもう一度ブラッシュアップして、令和の宿泊型新保健指導として商品化させてみます。


42.195キロを走り切る為のトレーニング

ホノルルマラソンの投稿をしながら、25年前を思い出しました。

あの頃は、トレーニング日記をつけ、日々頑張っていましたが、今日はこれから市民マラソンやフルマラソンに挑戦してみたい方へのフィジカルとメンタル両方のトレーニング方法をお伝えさせて頂きます。

1.ベースになるトレーニングはLSD

LSDというと、まるで合成麻薬や悪い薬を連想させますが、ご安心の程。

マラソン愛好者なら、ベースとなるカラダづくりをする為の、長い距離をゆっくりしたスローペースで走るトレーニングです。

ロング・スロー・ディスタンスの略でLSDです。

特に距離は、問いませんが初めての方は、3~5キロぐらいをお勧めします。

2.インターバルトレーニング

LSDトレーニングでベースをつくった後は、同じトレーニングばかりやっても刺激が入らないので、変化を付けていきます。

このトレーニングは、速く走ったり、ゆっくり走ったりとまた休みを入れることによって心肺機能を高めるトレーニングです。

ハートレイトモニターとつけて心拍数を計りながらやったりしますが、無くても電柱から電柱の間を走ったり歩いたりを交互に繰り返すだけでもかなりの強度になります。

3.距離になれる

42.195キロを実際に走るとなると、その距離感が頭にイメージできません。

ここで、メンタルトレーニングですが、いきなり走らず実際に自転車などで、まずフルマラソンの距離を走ってみることをお勧めします。

距離に対する不安感で潰れることもありますので、いきなり走る前に自転車などで完走しましょう。

4.靴の選び方

初心者が走り始めると、下肢をやられる場合があります。

ヒザや腰、ふくらはぎや腸脛(ちょけい)靭帯など、故障は様々です。

大事になるのが、シューズ選びとなりますが、底厚で柔らかめのシューズを選び、地面からの衝撃で足をしっかり守ってあげましょう。

特にメーカーにこだわることはありませんが、私が好きだったのは、アシックス・サッカニ―・ニューバランスでした。

女性なら柔らかい美津濃のランバードをお勧めします。

5.トレーニング後のケアも忘れずに

LSDやインターバルや強度や時間が少なくても、日々疲労は蓄積されます。

トレーニング後のストレッチやアイシングは忘れず、あまり練習量にこだわりすぎてオーバートレーニングにならないよう気を付けて下さい。

パフォーマンス向上には、トレーニング後の栄養と休養が大切となります。