一人でいると今月はじめに他界した
父親のことを考えてしまいます

直接、私には言わなかったものの
「パソコンばっかり見てて現場を見ていない」
そのように母親には言ってたみたいです
一方、私としてはパソコンなしに
今の仕事は進まないとの思いもあり
また多くの答えやヒントがネット上に
あるという認識もあってか
やはり手放せないツールでした

現場を軽視していた訳ではありませんが
父親のおもいの半分程度しか思ってなかった
今にして思うと
そのように感じるのです
そんなことを思いながら、車の移動中に
所属する「A4」1枚販促アンケート
広告作成アドバイザー協会
こちらを主宰し、会長でもある
岡本達彦先生

ラジオの対談で「三現主義」について
語られてました
先生はHONDAディーラーの100億を超える販促展開に関わり
それをベースとして「A4」1枚アンケート手法は生まれました
この核となっている部分が本田宗一郎氏が唱えた三現主義と言って
・現場
・現実
・現物
問題解決の答えはこの3つのうちの
どれかにあるという事で
いわゆる現場第一主義を
貫かれた方です
その現場を大事にする先生がある日
大手学習塾の販促展開を依頼されたそうです
ところが、この大手学習塾チェーンは全国に200店舗ほどあり
とても一人で現場に足を運べる状況にはありません
そこで、自身がいけないかわりに
アンケートをとるという手法で対応し
現場に行くのと、ほぼ同等の成果をあげれたのがキッカケで自身が行く代わりにアンケートでお客さんの声を拾う
ここに「A4」1枚アンケート手法が
生まれたわけです

私は宿泊時代、集客に一番力を入れてました
店舗経営での生命線でも、主客さえできれば何とかなるとの思いがありました
しかしながら、私の父を思い出すと
朝、コーヒーを淹れたり、送迎でお客さんと会話を交えたりと
常に現場を大切にしていた姿を思い出すのです
集客も大事、営業も大事
もちろん販売促進も大事です
ですが、一番見落としていけないのは
現場であり、お客さんの声なのです

父は直接、私に現場の大切さを諭したことは、ありませんでしたが
もしかしたら自分の死をもって
私に気づかせたのかもしれません
ほんと今となっては感謝の言葉「ありがとう」しか浮かびません
これからも、この三現主義を常に頭に入れ、店舗経営をされる方の集客と販促に関わっていきます