車で川沿いを走ると、他県ナンバーの車が目立ちます
そうです
明日よりアユ釣りが解禁となります

山口県内で一番長い錦川
その最大の支流は宇佐川です(写真上)
河川環境類型AAを取得するまさに
清流中の清流です

よく四国土佐の四万十川が日本最後の清流と言われますが、日本全国を探せばまだまだ知られてない清流はあるハズです
しかし、清流といえば四万十川を思い浮かべるのは何故でしょうか?
全国には四万十川に匹敵する、もしくは上回る清流があるにもかかわらずです
それはやはり「日本最後の」この言葉が大きいです

「日本最後の」でTVで放送され、全国にその名が知れ渡ったようです
さらには沈下橋もおおく、流域では川漁をしたりと生業も行われているなど見どころも多いのです。
それに比べれば、宇佐川は距離も四万十の10分の1以下です
川の透明度、美しさは四万十を上回る宇佐川
それは全国利き鮎コンテストで2度のグランプリが証明してます
なのに何故、清流=四万十川なのでしょうか?
そこには、やはり「伝える力」が大きいのです「日本最後の清流」
これが日本最大でもなく日本最長でもなく、最後という言葉にインパクトがある訳です。

例えば、もう閉店するというデパートの最終日
多くの人が思い出を惜しんで店をしめるシーンを思い浮かべて下さい
最後だから人はその言葉に特別な感情を抱くのでしょう
宇佐川と四万十川を比べた時、写真で見ただけなら宇佐川の方が清流としての美しさは勝ります
しかし現実は、清流といえば四万十川
ほんと言葉の力、伝える力を実感します

私が書くブログもやはり、言葉の力に頼ることは多いのです
しかしながら煽りすぎても、また過大評価をし過ぎてもいけない
そんな意味でも四万十川を最後の清流と呼んだ方には敬服するだけです
言葉の力は奥が深い、どのような言葉が人の琴線をならすのか⁉
読書とこのブログを書き続けることで、日々是学びとなるわけです