もうすぐ秋、紅葉と温泉の行楽シーズンも、もうじき到来です。
そんな中、温泉で関心が高いのが露天風呂
人が露天風呂を好むのは、それなりの根拠があります。
また、ラジウム温泉と露天風呂の相性はいかに?
こちらも温泉利用指導者の立場で述べさせて頂きます。

1.銭湯よりリラックスできる露天風呂
人の脳波には、緊張や不安な状態で現れるβ(ベータ)波と好きなことをしたり、リラックスしている時に現れるのがα(アルファ)波があります。
人の交感神経と副交感神経の関係と似てますが、温泉に入っている時は、このα波が増えているという科学的なデータもあります。
そして露天風呂に入ると、このα波のさらに増えます。
つまりα波の割合は 銭湯<露天風呂 となります。

2.露天風呂とラジウム温泉の相性は、いかに?
脳がリラックスしている時に増幅されるα波。
このα波が出ている時に、脳は様々なプラス要素をもたらします。
前回のブログ(8月23日分)にも書きましたが、決断力や集中力、想像力や記憶力など様々です。
これだけ、良いことづくめの露天風呂と当館の泉質であるラジウム泉との相性はどうでしょうか?
・脳の活性化という部分で言えば
露天風呂 > ラジウムの内湯 となります。
しかしながら
免疫力を高めるという部分ならば
露天風呂 < ラジウムの内湯 です。
何故かは、ラジウムの吸入効果で、呼吸によって血管や肺に溶け込みます。
つまり、空気の拡散していしまう露天風呂よりも、湯けむりのこもった内湯の方が、ラジウム泉の効果である免疫力の向上をより体感できるということです。
(詳しくは、8月15日のブログをご参照ください)
ラジウム温泉で、その効果を体感し、さらに露天風呂の効果も体感できるとすれば、内湯の展望風呂がおすすめです。

3.露天風呂で気おつけたいこと
まず、露天風呂は、屋外にある為、衛生管理上どうしても薬剤(塩素)を入れざるを得ません。
ですので、お風呂上りは露天風呂から直接脱衣所ではなく、しっかりと上り湯(かかり湯)をして上がるようにしましょう。
また、寒暖差もありますので、充分にカラダを内湯で慣らしてから露天風呂へ行かれることもおすすめ致します。