第一回目の酒井酒造(8月8日分)に続き
第二回目は自身も懇意にさせて
頂いてるT本部長の「村重酒造」です
前回より大分空いてしまいましたので
何故、この酒蔵探訪を書くのか?を
少し
岩国五つの蔵のお酒を当館で提供するにあたり
「甘口か辛口か?」「米の磨きが○○で」「酸度が○」
というだけでなく
酒と酒蔵、そして蔵人の心を伝え
そして飲んで頂きたいという想いからのスタートです
さて、今回の村重酒造は
以前からの「金冠黒松」と
そして新たなブランド「日下無双」の
Wブランドを展開してます
そして水にもこだわり
2つの成分の違う井戸を保有してます
とここまでは村重さんのHPに書いて
ありますね
では本題
いきなり質問ですが
みなさんは「日本酒、好きですか?」
如何でしょうか?
T本部長曰く
「日本人に日本酒はちょっと・・・」と
言われるのが一番つらいそうです
つまり
フランス人がワインは苦手といっているような
ものと同質です
この言葉に、自分らの日本酒に関わる
ミッションのような気づきが得られました
特に若い人は日本酒を飲まない・・・
この世代にどのように日本酒の魅力を伝えるか?
さっそく村重酒造さんは工夫されてました
お酒で勝負しないで変化球だなぁ~といわれること
なかれ
ここの酒造り、輝かしい実績は五橋に譲れども
輝ける杜氏(とうじ)日下信次氏の存在感は
会えば肌で感じることができます
また、彼の造るお酒はANAの国内線で
山口県を代表するお酒として獺祭や貴、五橋や
東洋美人、山猿や長陽福娘
そして我が金雀を差し置いて紹介されたのは
何を隠そう村重酒造の
「日下無双(ひのしたむそう)」です
あの存在感ある日下杜氏がつくるお酒
天下に二つとない無類の銘酒
ずっしりとお酒も又存在感があるだけに
ロックがおススメ!!です
ホントこの村重酒造さん
自社で酒祭りを催したり、日本一(世界一)の
大杉玉があったりと「来てもらう為の蔵造り」に
ここの蔵の努力が見えます
それもこれもT本部長の
「日本人が日本酒はちょっと×××」という言葉を
無くしたい思いからでしょう
日本酒は焼酎やビールと違って
国酒と呼ばれるが故に
日本人はもとより
まず地域の人に愛してもらいたい
その輪を広げられている蔵でした
(やっぱり日本酒になると熱くなり
書き足りませんね~ )