秋の深まりとともに、少しずつ寒さも感じつつあります。
温泉や家庭のお風呂が恋しい季節でもあります。
健康や美容や様々な目的を満たせる温泉や家庭のお風呂なのですが、せっかくの入浴もちょっとした間違いで逆効果となる場合もあります。
今回は、乾燥しやすくなるこれからの季節、肌荒れしやすくなり、間違った入浴の仕方でさらに悪化させる場合もありますので、気おつけておきたい事をいくつかお伝えさせて頂きます。

1.温泉で循環方式の場合は塩素が入ってます
まず、温泉で循環式の場合は、塩素での衛生管理が義務付けられてます。
(基準値:0.2~0.4PPM内)
わからない場合は、温泉のスタッフに聞いてもいいのですが、聞きづらい場合ありますので、浴槽入口の成分分析表か?脱衣場内の掲示物に必ず循環式か掛け流し方式かの表示はあります。
この循環式の場合はお湯に塩素が含まれてます。
よく上り湯は、しない方がいいと言われますが、温泉の成分だけでなく、塩素の成分も肌に残してしまい、肌から潤いをうばい乾燥させてしまいます。
ですので、循環式の場合は上がり湯をすることをお勧めしますし、できればこれからの季節、お風呂上がりは軽くスキンケアで乳液や尿素配合の保湿効果のあるクリームを塗れば、よりベターです。
2.家庭のお風呂にも塩素が含まれます
家庭の浴槽も水道水をつかっているので、やはり塩素は含まれてます。
(0.1PPM~)
最近は、塩素除去機能がついたシャワーで直接湯船にお湯を貯めたりする場合もありますが、まだまだです。
あまり神経質になりすぎてもいけませんが、とくに乾燥しやすいこれからの季節、塩素を含んだ水道水は気になります。
そこで、この塩素を中和する働きをもっているのが「入浴剤」です。
高い、安いはあまり気にせず「医薬部外品」なら問題ありません。
寒い時期の家庭のお風呂は入浴剤を入れて入ることをお勧めします。
3.洗体時の健康タオルにもご注意の程
カラダを洗う時に、泡立ちがイイからといって健康(ナイロン)タオルを使う場合があります。
カラダをこすって洗った感はありますが、肌の角質を落し、肌荒れの原因となります。
できれば天然素材の綿などを使った方が、肌に優しいのでお勧めします。
寒くなる季節、入浴後の乾燥は、風邪の原因ともなりますので、男性の方でもスキンケアを忘れずに。
