コロナウイルス感染症予防に関する緊急事態宣言が当初の予定より延期されることが決まりました。
政府も難しい判断を迫られたとは思いますが、賢明な発表だと思います。
しかしながら、同時に様々な問題が引き伸ばされます。
例えば医療体制の維持や学校教育問題、そして一番は経済の縮小化、大倒産時代が来ると言う人までいます。
さて、そんな中であまりマスコミが報道してないというかマスコミではできない、この緊急事態宣言を受けて気おつけるべき点をメンタルヘルスの観点からお伝えいたします。
1.悪い情報と言い情報、脳が重要と受け取るのはどちらか?
脳の偏桃体と言われる原始脳(他の動物にもある)の部分、いわゆる本能とも呼ばれる部分は危険か?どうか?を察知し判断する場所です。
つまり生死に関することにおいては重要度が高く、重要だと言う脳が判断した内容は記憶に定着しやすいのです。
TVでコロナ関連のニュースを見た後、子供達の元気で笑顔な様子が流れても、見た人の頭の中では先のコロナ関連の内容の方が記憶に残りやすいのです。
2.ニュースの功罪
このようなご時世なら、しょうがないのですが、一般的にニュースの9割近くは暗い内容だと言われています。
この件についての深堀は避けますが、暗い情報が目や耳から入ってくれば、自身も暗くトーンダウンしがちであることを忘れないで下さい。
もちろん最新の情報を仕入れるにはニュースの存在は重要です。
どのようにしてTVニュースと関わるかが大事になってきます。

3.緊急事態宣言の延長でコロナ関連のニュースも引き続き報道されます
緊急事態宣言がでてからもうすぐ一ヶ月になろうとしてます。(4月7日に首都圏を中心とした7都府県で発表)
もう一ヶ月以上も、コロナ、コロナと続けば、かなり頭の中もこの言葉と言葉から連想させる負のイメージにやられているハズです。
私も一時期は情報を入れる為に、いろいろとコロナ関連のニュース番組を見ていましたが、今は一日一つを見るか?見ないかです。
4.情報の取捨選択を!!
TVのニュースだけでなく、動画サイトのユーチューブでも、「コロナ関連融資が通る方法」や「コロナ終息後の世の中、経済ははどうなる」などこちらも様々です。
TVでも、ネットでもこれだけ情報が過多になっていれば大事な情報は入って来ません。
あなたにとって、私にとって大切な情報とは何んでしょうか?
せっかくの自分の限られた時間をコロナのニュース一色でネガティブになるのでなく、本を読んだり学んだりの自己投資にも使うべきだと言い切ります。
外出自粛はもとより、ご自身の中で日々、膨大に入ってくるコロナ関連ニュースの自粛があたたの心とカラダを健康にするはずです。
