簡単なようで、実はコツがある身体のコンディションの整え方

スポーツの世界でも、日常でも体調管理は重要です。

しかし、競技のパフォーマンス向上や仕事の能率が上がるやり方、経営・商売で売上が上がる方法など、あまたたくさんの本や情報が流れてますが、本当に大切のものとはなんでしょうか?

      【目次】

  1. 世界で戦う上で一番難しいものとは?
  2. 最重要なのは言わずと知れた「睡眠」
  3. 大事な日のコンディションの整え方

1.世界で戦う上で一番難しいものとは?

連日、世界水泳で日本勢の活躍が報道されてます。
さすが、東京2020のオリンピックを控えるだけあり、全体のレベルは上がってるように感じます。

前職時代、日本競泳チームのヘッドコーチもつとめた鈴木陽二所長いわく「オリンピックで一番難しいのはコンディショニングだ」と。

勝つことは確かに大切だが、オリンピックの決勝レースで最高のパフォーマンスを上げる為の、その調整が一番難しいということです。

オリンピックまでの全てのレースで勝ち続ければ、本番でもメダルが取れるか?というようなものではなく、あるレースでは負けを覚悟でのぞみ、またあるレースでは前半をベストタイムで折り返し、そしてまたあるレースでは目標タイムの8割を設定しなど、いかにピークにもっていくか?が一番難しいと世界で戦う人間もいっています。

つまり、簡単なようで難しいのがコンディショニングと言えるでしょう。

2.最も大事なのは、やはり「睡眠」

一時期、スポーツ選手が寝具でエァーウィーブというマットレスを遠征先に持って行ったりと、宣伝効果があると言っても、パフォーマンスを上げる為のコンディションを整えるのは睡眠です。

ここは、話すと長くなりますが、ただ長く寝る時間だけにこだわるのではなく、睡眠の質も大事になります。

よく、温泉に行くとカラダの調子がいいというのも、温泉の温熱効果や浮力、リラックス効果などいろいろあるにしても、やはり温泉に入った後の睡眠は質があがります。

そして、温泉地に行けば日が沈めば睡眠の準備に入り、そして日の出とともに目が覚める。

つまり、人間が昔からとってきた生活習慣となることで、スマフォや残業、深夜0時過ぎのお酒、その後の〆のラーメンなど日ごろ乱れている生活習慣をととのえるには調度いい環境があると言えます。

さらに、体内時計は25時間で、朝起きる時間がマチマチだとだんだんくるい体調に悪い変化をもよおします。

毎朝、きちんと同じ時間に起きて、ずれかかった体内時計にリセットをかける意味でも毎朝同じ時間におきることもコンディショニングには大切となります。

3.大切な日のコンディションの整え方

あと一ヶ月後に陸上の大会があるとします。

もしくは、再来週には社内の昇給試験があるとします。

緊張しやすく、本来の力が出せないあなた
そんなあなたに必勝法をお伝えします。

それは、大会、レース、試験の一週間前はその日と同じタイムスケジュールで過ごすということです。

どういうことか?と言えば、例えば来週の火曜日の10時から試験が始まるとすれば、その日と同じように起床し、その試験当日と同じようにトイレに行き、食事をし、家をでてというように一週間前にシミュレーションをするということです。

これはかなりイイです。

事前に行うことで、本番前の予行演習ができ、当日の気持ちに余裕ができます。

みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?

コメントは受け付けていません。