先々週の金曜日、下関で交流会がありました。
主催者からすると盛り上がって交流が盛んだったとの感想です。
私も久々に参加させて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
数々の名刺交換をして、後日お礼のメールが来たりしました。
しかし
ほとんどここで終わりで、なかなかこれより先には発展しません。
様々な異業種交流会があり、私も数々の会に参加させて頂きましたが、なぜ人脈といえるほどの関係性に発展しないのでしょうか?
目次
1.参加しているのは着飾った普段と違う人達が多数
すべての人がそうとは言いませんが、8割以上はそうです。
名刺には会社名や住所と電話(裏にはアルファベットで表記など見かけます。)
相手の話を聞く前に、自分のことを話しはじめる場合が多々。
普段とは違った着飾った(自分を良く見せよう)人が多いのは事実です。
2.損得で相手を見る、選ぶ人
たまに異業種交流会では「保険の営業やネットワークビジネス、宗教関連の勧誘をされる方はお断りします」とあります。
自分のビジネスにつなげようと、手当たり次第に名刺を配る人、あきらかに事前に準備していたと思われるような資料を出す人、さらに話をしていても「次に誰にあたろうか」と目線が他人に向いてる人などがそうです。
会社を見て人を選んだり、自分に都合のいい人脈を求めているひとは、どの会場にも少なからずいらっしゃいます。
3.お約束の名詞交換後のメール
名詞交換をし、その後メールが来ます。
「先日はありがとうございました。出会いに感謝ます。これからもどうぞ宜しくお願い致します。」
年賀状でもそうですが、ごくごく当たり前の文面です。
ほんとにそう思っているのか?どうか?
社交辞令的に送ってくるメールが多いのは事実。
そしてほとんどここで止まります。
4.オンラインからオフラインへ
最近はSNSが盛んになり、SNSで繋がっていて、そしてオフ会などで実際に会う場合の関係性は、ただ単に名刺交換しただけの場合よりは強くなります。
オンライン(SNS上で友達)⇒オフライン(交流会やオフ会で会って名刺交換)⇒さらにオフライン(できればハガキ)が効果的です。
ただ、ここまでやっても本当の人脈ができるかどうか?はわかりませんが、見ず知らずの人と名刺交換をし、フェイスブックで友達申請をし、そしてお礼のメッセンジャーよりは濃いつながりになるでしょう。
5.本当の人脈とは苦楽をともにしてこそ可能
高杉晋作曰く「人は艱難はともにできても、富貴はともにできず」と。
つまり、苦しいことは共有できても、富や財産などは共有できないと言ってます。
名詞交換をしてメールを送ってのごく平凡なやりとりでなく、同じ釜の飯を食って苦楽をともにしてこそ、本当の人脈は形成されていくのです。
大学時代の部活仲間が社会人になっても交友が続いたりするのは、苦楽をともにしたからなのです。
6.ほんとうの人脈形成ができる異業種交流会があります。
令和2年3月28日(土)~29日(日)の一泊2日。
当館で会社のトップである社長や組織のリーダーたちが、本気でトレーニングして本音で交わる異業種交流会があります。


組織のリーダーたるもの、カラダが資本。
健全なる精神は健全なる肉体があってこそ。
自分の限界に挑んで、飾らぬ社長やリーダーが在りのままで交わります。
「すわって半畳、寝て一畳、裸になればみな同じ」
立場はどうあれ、同じ人間同士、苦楽をともにしてこそ本当の人脈が生まれます。