温泉の資格と言えば
温泉ソムリエが有名
(全国で約17,000人)
私自身が持つ
温泉利用指導者とは
いかなる資格か?
本日はお伝えさせて
頂きます

1.温泉入浴指導員の上位資格であり、温泉利用型健康増進施設には配置が必須です
私自身、今の仕事に
就くにあたって
温泉入浴指導員の資格を
取得しました
認定している
日本健康開発財団によれば
温泉利用プログラムを安全
かつ適切に指導する能力が
あり
身体測定、生活指導及び
応急手当ができると
判断された方
温泉入浴指導員は
厚生労働大臣認定
温泉利用プログラム型
健康増進施設の認定要件で
『温泉入浴指導員』の配置が
義務付けられています。
とありますが、ちょっと
難しいので
簡単に言えば、認定施設には
温泉利用の有資格者が
必要ということです

もともとは厚労大臣認定の
温泉利用型健康増進施設
認定条件にとして
温泉利用指導者の
配置が必要でした
しかし基準を満たすには
様々な条件が必要で
普及しずらかった為
その簡易版として
できたのが
温泉利用プログラム型
健康増進施設であり
温泉入浴指導員です。
・温泉利用健康増進施設
=温泉利用指導者
(講習期間:8日間)
・温泉利用プログラム型
健康増進施設
=温泉入浴指導員
(講習期間:2日間)
となります。

温泉入浴指導員との
違いは
温泉療法医の定めた
温泉療養指示書に沿って
入浴指導をする点です
さらに、その指示書に
温泉療法医と
我々温泉利用指導者
両者の認印があれば
温泉利用健康増進施設の
利用料と往復の交通費が
医療費控除の対象となり
税制面の優遇措置が
受けられるという訳です
この制度ができた時は
縦割りの省庁の中で
横断的な取り組みとして
画期的なものでした
しかし
今もその制度を使う人や
知る人は少なく
また前述したように
温泉利用型健康増進施設の
認可取得のハードルが
高かったりで
思うように広がらなかった
そんな現状もあります

温泉入浴指導員
約4,600人
温泉利用指導者
約527人
(2019年現在)
また、温泉入浴指導員は
誰でも受講できます
一方
温泉利用指導者は
受講資格として
保健師
管理栄養士
健康運動指導士など
国家資格かそれに準ずる
資格が必要なのも
上記の人数の違いに
表れているようです
私も平成20年の秋に
東京五反田の会場で8日間
朝から日が暮れるまで
10名の仲間と過ごしました
結構同じ時間と同じ目的で
いると仲良くなるもので
思い起こせば懐かしい
思い出でもあります

2.そうづ峡温泉・錦パレスは温泉利用型健康増進施設なのでしょうか?
違います
温泉利用指導者は
いますが
施設としての条件を
満たしておりません
私自身の目標でも
ありますが
自身が温泉入浴指導員から
温泉利用指導者と
なったように
施設もまずは
温泉利用プログラム型
健康増進施設
その段階を目指したいと
思っております
そうは言いながらも
せっかく持っている資格を
生かしたいと常日頃から
思っており
そして人は本来、
病気やケガなど
薬に頼らずとも治す力を
持っています
その治す力を引き出すのが
温泉であり
自然環境であり
人とのコミュニケーション
(プラスの言葉がけ)
これらが大切です

今の仕事に就く前は
スポーツクラブ産業に
約18年
そして当時に培われた
「0歳から一生涯の
健康づくりに貢献する」
この気持ちは今も
変わりません
現代はインターネットが
発達し
様々な情報が飛び交い
多種多様な社会において
これから先の健康づくりは
簡単なように見えますが
実は一筋縄ではありません
特に鬱(うつ)などの
精神疾患者も
増えてきます
人々の健康づくりに
寄与したい
その気持ちと
健康であることの
素晴らしさ
この優れた温泉と自然環境
そして今まで培ってきた
健康の知識と
温泉利用指導者という資格
これらををもって
訪れる方の
心とカラダが元気になる
そのサポートをするのが
私自身の役割だと
自負してます
