夜のゴールデンタイムに
陸上日本選手権
4年に一度の代表選考を
兼ねていると言いながら
ここまで注目された陸上の
代表選考はマラソンぐらい
100Mの男子短距離決勝
9秒台が4人という
ハイレベルな戦いながら
出場枠は3人
見ている方も緊張する
そんなレースです

結果はご存知のように
1位 多田選手 10:15
2位 Dブルーノ選手 10:19
そして
3位山県選手 10:27
タイムこそ9秒台は
でなかったものの
ホント、日本短距離界の
レベルもあがりました
私も陸上短距離の経験は
ありませんが
足には自信あり(笑)
たまたま大学の同期だった
不破(ふわ)弘樹
当時の彼の日本記録でも
10秒33
世界との壁は
厚かったのですが
この短距離でも世界と戦える
選手が多数出てきたのは
指導レベルや
トレーニング環境など
様々なものが世界レベルに
あることを証明します

と同時に9秒台の壁に長く
阻まれた歴史があります
前述した不破が
1968年の日本記録10:34を
1987年に更新
19年ぶりに0.1秒縮めて
10:33の日本新記録を樹立
その後、記録短縮は
続きながら
1996年が朝原宜治選手が
=10:08=
1998年に伊東浩司選手が
=10:00=
9秒台まで時間の問題と
思われながらも
結局10秒の壁を突破したのが
2017年の桐生祥秀選手の
=9:98=
陸上短距離の歴史を
振り返れば
10:34を突破するのに19年
10秒の壁を突破にも19年
同じ数字が並ぶのも
奇遇なのか
それとも壁と呼ばれた
呪縛なのかは
わかりませんけど
体格的も筋力・骨格から
勝てないと言われた
短距離

戦える選手が出てきたことは
嬉しいと同時に
選手ならびに関係者の方の
努力と研究心
そして諦めなかった
さらに
常識にとらわれなかった
成果だと解釈します
記録を破る以上に
常識を破ることは
また難しい
でもそれをなした人だけが
見ることができる世界がある
我々も業界の常識を
破ることに
このコロナ過で停滞する
飲食宿泊業界の活路が
あると信じます
どちらに転ぶか
わからないなら
やってみよう!です
