昨日、下関のゲストハウスUZU(うず)で、久々にNPO法人ふるさと山口経営者フォーラムの方と2年ぶりにお会いしました。
そのメンバーの中で、今回の「つながり山口」という山口県内で交流を活発にし、山口を盛り上げて行こう!という発起人でもある有吉さんと再会できました。
彼はハースコーポレーションというコンディショニングの会社の代表でもあります。
私も健康運動指導士でもあるので、彼の事は気にはなっていましたが、この度より詳しくというか、わかりやすくそのメソッドを知ることができました。
何故一流と呼ばれる人間でもケガや故障になやまされるのか?
その答えは驚くほどシンプルで、つまり基本中の基本を忘れている事に原因がありました。
日本を代表するプロのフリークライマー 野口啓代 選手と 楢﨑智亜 選手と専属契約を交わす程の信頼度は、スポーツシーンに長くかかわってきた私にも目からウロコの内容でした。
目次
1.NCAとは
一般社団法人 日本コンデショニング協会の略称です。
詳しくはリンクをはっておきますが、一般社団法人日本コンディショニング(以下NCA)のホームページを読まれても、その核心の部分は、少しぼんやりしていますので、わかりやすくお伝えさせて頂きます。
2.ほとんどのケガや故障、運動前が原因である。
えっ!ウォーミングアップのこと・・・
もちろん、ウォームアップは大事です。
軽くジョギングやストレッチなど強度の低いものから始めます。
しかし、NCAでは、そもそものジョギングや軽めの動作の前こそが大事と提唱してます。
3.カラダを本来の姿勢に整えてから運動すべし!
ここが、NCAが提唱するメソッドの真髄です。
つまり、強度が低くても、悪い姿勢のままジョギングしたりカラダを動かしたりすると、その本来の姿勢と違う部分へ徐々に負担をかけてしまいます。
そして、最初はわからなくても、何度も何度も悪い姿勢のまま繰返すことによって、やがて故障やケガと言う痛みを伴って気づく訳です。
つまり、本来の姿勢に整える = コンデショニング な訳です。
この本来あるべき姿勢に整える方法こそがNCAのメソッドなのです。
4.一発勝負だからこそ、ケガでパフォーマンスを落としたくない
その通りです。
これから盛んにオリンピックの代表選考などが行われます。
本来の力を発揮するには、メンタルとフィジカル、そして卓越したスキルが必要になります。
そしてこれら3つは、心技体ということばで表現されますが、最高のパフォーマンスを発揮するにはベースである「本来の姿勢」が絶対に不可欠となるのです。
5.トレーニングの世界も日進月歩
例えば、2020年の東京オリンピックでは、数々の世界新記録が生まれるはずです。
そして世界最高の栄誉を与えられた人は、その記録だけでなく、そのトレーニング方法も世界のスタンダードになる訳です。
つまり、世界新記録を樹立したトレーニング法が世界最新で最高のトレーニング方法となる訳です。
我々長くスポーツシーンに携わっても目からウロコのコンデショニング。
私も長年スポーツに関わってきた者として、NCAのメソッドを体感してみたものです。