オリンピックが終了と
同時に
当館、そうづきょう温泉
錦パレスは営業開始
本日21日(月)より
再開してます
外は積もってはないものの
雪がちらつきます
しかしながら
日帰り温泉にも
お客さんがこれらる様子は
ほんと温泉を待ちわびていた
特に寒い今時分はありがたい
そんな様子が伺えます

本日は温泉の持つ意味
そしてこれからの在り方など
日頃私が思っていることを
お伝えします
1.起源は施浴(せよく)
聞きなれない言葉かも
しれません
元々の温泉というか
施浴(せよく)が起源となります
お寺で仏像をお湯で洗い
その湯を門徒に
施(ほどこ)していた
これが温泉の
そもそもなのです

そして忙しい農繁期が
終われば温泉に行く
いわゆる湯治(とうじ)文化も
はじまりました
温泉がカラダに良いという
ことも伝わり
温泉療法も江戸時代後半から
盛んになりましたが
明治時代になり西洋医学が入り
急速に衰えた歴史があります
もともとは仏像を
洗っていたように
カラダを洗うという
行為だけでなく
洗う+浄(きよ)める
そんな意味があったことが
うかがい知れます
2.これからの温泉の役割り
忙しい現代人
ウィンドウズ95が出たころ
PCやインターネットが
普及すれば
業務の効率化がはかられ
仕事量は減る
しかし現実は違いました

情報が増えすぎて
仕事量も増えてる
そんな感じさえあります
心身ともにストレスに
さらされます
そしてこれらを解消するには
癒し系のサロンやサプリ
瞑想やヨガ、時に自己啓発
様々ある中でも
私はやはり「温泉」を勧めます
理由は簡単です
残業続きで仕事も終わらず
積みあがった書類の山
うんざりするはずです

こんなとき人は
何というでしょうか?
「瞑想がしたい・・」
「サロンに行きたい・・」
イイエ
ほとんどの方が
「温泉に行きたい」なハズ
つまり、心もカラダも
疲労がピークに近づけば
自然と人は温泉が
恋しくなる
心からの偽ざる声だと
言えるのです
3.身も心も浄める
先ほどの施浴(せよく)
そして心身をいやす
これには温泉が最適だと
お伝えしました
しかし、私も含め
多くの温泉従事者は
ついつい温泉
そしてその歴史を軽視し
安易に入浴料金を
値引きします
「何人入っても燃料代は
同じ」
施設側がそんな感じだから
割引したところで、あまり
ありがたみが感じられない
本来なら施浴
身を浄めるいみもある温泉
それこそ神社にお賽銭では
なくても
お金を払ってでも入りたい
そんな尊いものと言えます
私も原点に返り
健康面だけでなく
無病息災と心の平安
自然からの恵みの
意味を深くとらえ
本日より又気持ち新たに
やって行きます
