お正月も過ぎ、今日から仕事始めのところも多かったようです。
我々大人と違って、受験生にはこれからが勝負の時期となります。
私も受験生の頃は大学ラグビーや箱根駅伝を見て、ほとんど勉強もせず、母親に怒られたものです。
そんな私が言うのも説得力なさそうですが、ここは健康運動指導士の立場から、カラダだけではなく頭も健康であることが大事な訳です。
本日は、頭の良くなる食べ物をご紹介致します。
これからの時期、サプリなんかに頼らず、頑張れ「受験生」!
目次
1.頭に良い食べ物
まずは、ベースつまり土台が大事です。
どんないい家も土地がしっかりしてないと基礎が狂います。
頭も同じように、まずは脳をつくる脂肪酸、とりわけ『オメガ3』を摂取しましょう。
さらに、できましたクルクミンも!
脳をエンジンに例えるなら、エンジンという機械自体が『オメガ3』という脂肪酸。
そして、そのエンジンにカーボン(ゴミ)が溜るのを防ぐ、オイルの役割をするのがクルクミンです。
○オメガ3 / アマニ油 エゴマ油
○クルクミン / カレー
2.やる気を促すホルモン分泌の為に必要な食べ物
同じように頭をエンジンに例えるなら、そのエンジンの回転数を上げ、スピードアップを図る為には、どうすればいいのでしょうか?
その指示(信号)を出し伝える役割がホルモンです。
ちなみに、代表的なのは『セロトニン(幸せホルモン)、ドーパミン(やる気ホルモン)・ノルアドレナリン(信号伝達をスムーズにするホルモン)』の3つです。
いくら高性能エンジンでも、指示・命令がないとそのポテンシャルは引き出せませんからね。
○トリプトファン(セロトニン) / バナナ 乳製品 大豆
○チロシン(ドーパミン・ノルアドレナリン) / バナナ 乳製品 大豆
※ちなみにトリプトファンやチロシンをセロトニンやドーパミンに変換するためにVB6(ビタミン6)が必要になってきます。
○VB6 / バナナ レバー
バナナは万能のようですね!
3.ポジティブシンキングに必要な食べ物
さて、ここからは高性能エンジンのポテンシャルを最大限に引き出すドライバーに例えを変えます。
コーナーを攻めるか? 一気にまくるか? 不安があってはいけません。前向きでポジティブに!!です。
その為に必要な、ブドウ糖をエネルギー変換する為のビタミン、VB1(ビタミンB1)や気持ちの落ち込みを食い止めるZN(亜鉛)は大事です。
○VB1 / 豚肉 大豆製品
○亜鉛 / レバー アーモンド ゴマ
4.記憶力を高める為の食事
レースでは、コースがどのようになっているのか?あらじめ頭に叩き込んでおく必要もあります。
受験も同じです。
記憶を高めるにはビタミン3が豊富な食べ物がお勧めです
○ナイアシン(VB3) / きのこ アーモンド レバー
5.本番であがらないよう、冷静沈着な気持ちを保てる食べ物とは
レースでもプレッシャーが、そして受験も平常心で臨めば本来の力が発揮できるのですが、会場の雰囲気や周りの受験生を見ると浮足立ってしまいます。
そうならない為におすすめな食べ物です。
○GABA / トマト キムチ 納豆
○カルシウム・マグネシウム / アーモンド うなぎ
6.バランスを意識し、仕上げはコンデショニング
記憶力を上げたいからといってアーモンドばかり食べたり、またやる気が大事といってバナナや牛乳ばっかり飲んだりはお勧めしません。
これらの製品を少しずつでもいいので、バランスよく一週間の中で少しずつ摂るようにしましょう。
もちろん、摂らない、摂れない日もあるでしょうが、一週間の中が目安です。
そして、大事なことは、どんなにバランスよく食事を気を付けても勉強の質と量が伴わないと合格は難しいでしょうし、またその逆にどんなに勉強しても、食事がおろそかだったら厳しい結果となるでしょう。
健康な脳を意識し、ぜひ本番では充分な結果を出してください~応援してます!!