健康という言葉は観光や集客に有効なのでしょうか?

当館周囲の山々も、日々色付いていくのがわかると、少しずつ秋が深まっているのだなぁ~と感じます。

そしてこれからが、いよいよ行楽シーズンに本格突入致します。

さて
私自身が得意とする「健康」という分野は、観光や集客にどのような関係があるのでしょか?

日本の旅行スタイルは今後、欧米並みに変わっていくのでしょうか?
そのあたりも含め、健康という言葉がもつイメージや観光との関連性についてお伝えします。

1.健康旅行、健康温泉ってちょっと違和感があります

人の悩みの第一位である「健康」


しかし、この悩みを解決する手段である旅行や温泉などは、健康と親和性の高い言葉と思いますが、何故に健康旅行や健康温泉には違和感を覚えるのでしょうか?

それは、観光地での健康という言葉から連想するのは、例えば「運動をすのではないか?」とか「食事は塩分少なめの低カロリー食、いわゆる病院食のような健康に配慮した食事が出されるのではないか?」とイメージしてしまうからです。

それゆえ健康は、こと観光や旅行に関しては表に謳うべき言葉ではなく、その目的としてあるのは良いのでしょうが、ストレートに表に出すべきではないようです。

2.日本の旅行スタイルの中心は一泊二日型

海外に比べて、旅行期間の短い日本では、どうしても非日常を求めてしまいカラダに良くないと思いながらも、 せっかくだからということで 豪遊したり、宴会料理をお腹いっぱい食べてしまったりとなってしまいます。

「今日ぐらいはいいでしょう!」という気持ちは旅の解放感からくるものでしょうけど、健康という言葉に対し旅行や観光は真逆の行為が多いことから健康旅行、健康温泉はどうしても親和性が悪いという事になってしまいます。

3.今後のヘルスツーリズムの動向は?

海外での旅行客の割合は、長期滞在による健康増進目的の保養客、そしてレジャー客、さらに文化的交流を主な目的としたコンベンション客、これら3つの割合がほぼ3:3:3と均等となります。

しかし日本では、先ほども述べましたが、今日ぐらいはイイでしょうというレジャー客の割合が圧倒的に多いのです。

○海外の旅行 = 滞在型

○日本の旅行 = 憂さ晴らし型

そして、今まで健康的な提案のヘルスツーリズムはJTBをはじめ、何度か試みてそして今も続いていますが、集客で成功している事例は少ないようなのです。

国民性の違いや健康に対する捉え方の違い、保険制度の充実など海外との違いは様々ですが、これからの課題である「どうしたら健康的なことを楽しんでもらうか?」この部分が解決されない限りは、従来の憂さ晴らし型、レジャー型のスタイルは続いていってしまいます。

健康とは短期で成らず


さらに楽しさがないと継続できず成果へ繋がらないということで、保養型の旅行スタイルには健康になるという結果の前に「楽しさ」という言葉が欠けてはいけないキーワードとなってくるはずです。

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