山口県、中国地方も梅雨入りをし、うっとうしい季節となりました。
まだ台風などは発生してませんが、よく言われる「低気圧が違づくと膝が苦る」など耳にします。
低気圧を感じるほど、人のカラダとは繊細なのでしょうか?

1.カラダが気圧の変化を感じることはありません
気圧によりカラダ、特に膝が痛くなったり頭痛がしたりするすることはありません。
確かに湿気が多くなったり、不快指数が高くなったりするとカラダへの影響はあるでしょうが、気圧の変化で痛みを生じることはありません。
ではなぜそうなるのでしょうか?
2.偽薬効果 プラシーボ効果をご存知ですか?
私の先輩で「風邪を引いた…」と言って正露丸を飲んでは「よしっ治った!」と言っていたE氏を思い出します。
ご存知のように正露丸は風邪薬ではなく胃薬です。
この先輩曰く「良薬、口にして苦し」と言ってました。
つまり「苦い薬=効く」万能薬と思っていたのでしょう。
まさしくこれが偽薬効果なのです。

3.低気圧による膝痛は、まさに偽薬効果の類(たぐい)です。
○正露丸 = 苦い = 良薬 ☞何にでも効く
同じようなことが低気圧にも言えます。
つまり、低気圧 = 膝(ひざ)痛や腰痛を引き起こす原因という刷り込みが、偽薬効果ならぬカラダに不調を引き起こすキッカケとなるのです。
4.まさに気で気を病むです
気で気を病むという言葉がありますが、低気圧という気圧の気で膝が痛む訳です。
そして、病(やまい)は気からと言う言葉同様、低気圧が近づくと膝が痛むという刷り込みは、以前から言われてますが、気が不調を引き起こしてるだけなのです。
梅雨の時期も明るい気持ちで行きましょう!
