令和初のNHK紅白歌合戦を見て思う

久々に実家で年末を過ごすこととなり、ゆっくりとTVで紅白歌合戦を見て、その後に「行く年くる年」を見る予定でした。

しかし、紅白歌合戦があまりにもつまらなかったので、さっさと寝てしまいました。

1.記念すべき節目の70回に過去最低の視聴率

過去最低といっても視聴率37.3%は凄い数字です。

しかしながら、かつては70%を誇っていたお化け番組も、その当時から比べれば半分近くに落ちてしまった訳です。

NHKだから視聴率は関係はないものの、そこまで客離れが進むと民間ではアウト!ですよね。

では、なぜ過去最低の視聴率となったのでしょう?

2.お客さんの求めている紅白と提供側の内容のミスマッチ

一家に一台の時代から各家庭にテレビは複数の時代。
テレビ離れでネット依存大。

いろいろ言われてますが、私が紅白を見てわずか5分足らず「何やってるの??」が最初の感想です。

歌番組か?バラエティーか? ラグビーの日本代表はゲストでいるわ・・提供側のNHKは、幅広い世代人々へ届けなければいけない訳で、ここが難しいところです。

我々は平均視聴率70%の昭和の頃の紅白歌合戦を見たいのであって、何でもかんでもテンコ盛りの番組を見たいのではないのです。

3.紅白の視聴率に迫る箱根駅伝

迷走感のある紅白に対し、余分な演出は一切なしの箱根駅伝。
優勝をかけ、シード権をかけ必死に走る選手たちの素の表情。

掛け値なしの全力を出し走り切る駅伝は、まさに筋書きのないドラマです。

視聴率という呪縛に縛られ迷走するNHK紅白と、その一方選手たちの全力で走るドラマを毎年中継する箱根駅伝。

時代とともに変化すべきものと変化してはならない不変のもの。

ここに人が共感する、求めているものがあると思います。

4.古豪復活、明大ラグビー

子供の頃から好きだった紫紺の横じまジャージの明大ラグビー。

かつての明治は重戦車と言われる重いフォワードが主力でした。

華麗なパスワークは早稲田のお家芸で、明治はひたらすハイパント(高くボールをけって前進する)を蹴っては前に突入するスタイルです。

それが今の明治は、バックスのパスワークも早稲田なみにきれいに展開するようになり、そしてハイパントと前進だった重戦車フォワードもパスを繋ぐようになってました。

名勝・北島監督が去って昨年の大学選手権を制するまで、22年間の歳月がかかったわけです。

従来の強力フォワードに、早稲田なみのバックスの展開力という古きよきスタイルに新しい力が加わる。

NHK紅白歌合戦も、大事な部分(歌が主体)を変えすぎてしまったのかもしれません。

筋書きのないスポーツの世界が、迷走から抜け出すヒントを与えてくれるようです。

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