6月6日(土)より、毎年恒例の蛍(ホタル)観賞会が始まります。
毎年、来られているお客さんは見ごろは御存じなのですが、はじめてお越しになられるお客さんには、いつ頃が見ごろがわかりにくいと思います。
期間中(6月6日/土~6月21日/日)であれば、3つある河川の中で、一番多く見られる場所へ案内しておりますので、ご安心下さい。
さて、今年は例年に比べてホタルの数はどんなでしょうか?

1.昨年よりは数は多いと予測できます。
何故なら、昨年から直近にかけて、河川の増水がほとんどなかったので、蛍の幼虫である「かわにな」が大水で流されてないからです。
2.人は減っても蛍は毎年、微増傾向です
この岩国市錦町も過疎高齢化がすすむ中山間地域ですから、人々の数も年々減っています。
日本の人口も、そして山口県内の人口もこれからは減少傾向にあるのです。
そんな中、皮肉なモノで人が減れば、この地域の畑には鳥獣被害が多発します。
人の気配がなければ、カラスやタヌキ、そして猿や猪(この地域は鹿の被害はありません)が出没し畑を荒らします。
人口減少と相反する訳ですが、実はホタルもまた同じなのです。
こちらは喜ばしいことですけど。
護岸工事も一通り終わり、毎年ホタルが見れるスポットが増えつつあるのは嬉しいことです。
そして同時に、この静かな自然環境も守り残していかなければなりません。
