今回の新型コロナによる影響とこれからを考えて見る

2月末頃から徐々に影響が出始め、未曽有の事態となった新型コロナ。

我々もまさかの休業要請がでて、約50日近くも営業ができない状態が続きました。

ニュースや新聞の報道を見ていても歴史に残る世界的な感染拡大により、経済に大きな打撃を与え、日常生活においてはマスクやトイレットペーパーまで無くなるという社会現象まで引き起こした一連の騒動はいったい今後にどのような影響をもたらすのでしょうか?

そして我々は、メディアやマスコミが論じているような価値観や方向性で生きて行くべきか?どうなのか?

何か今までと違った生き方、生活スタイル、考え方が求められていることは確かだと感じます。

1.コロナに打ち勝つからアフターコロナ、そしてウィズコロナ

歴史を遡ってみれば阪神淡路大震災の時は「がんばろう神戸」
そして東日本大震災の時は「がんばろう東北」

今回の新型コロナについての、がんばろう的な表現では3月頃の「コロナに打ち勝つ」。

ところが4月に入り世界的な非常事態や日々増え続ける感染者数に首都封鎖も余儀なしのギリギリの状態に追い込まれると自粛、そしてコロナ終息後の未来予想が聞かれ始めたその言葉が「アフターコロナ」です。

それでも終息感が見えない、見えないどころか増え続ける感染者に終わりの予測がつかなくなるとさらに今度はコロナと一緒に生きる「ウィズコロナ」と言われ始めました。

2.自粛と言う縛りに行き場を失う気持ちのやり場

今回のコロナが今までの大規模災害と違ったのは、見えない、そして終わりがわからない状況だったことが挙げられます。

例えば
今までなら震災や豪雨など被災を受けた地域には、ボランティアが足を運び助け合い、そして支え合いの精神が一体感を生むような動きがありました。

しかし今回は、いつ自分が被害者になってもおかしくない又加害者になるのかもしれないというわからない状態で「人の役に立ちたい」という気持ちよりも自分自身がどうなるか?わからず、さらに自粛と言う縛りが大きなストレスだったのです。

事実、移動の区域も制限され、行動だけでなく不安と言う負のマイナス・エネルギーが少しずつと心とカラダにダメージをあたえ、経済的な不安とに加え心の不安も重なったのです。

そして本来は日々のストレスをリセットすべく心とカラダを開放するような場所(飲食・宿泊・観光・観劇・音楽・芸術鑑賞・屋内のスポーツ施設・図書館・動植物園など)は、不要・不急と位置付けられたのです。

さすれば、そのはけ口はどこにあったのでしょうか?

しかしその一方では、テレワークの導入の加速化やウーバーイーツの需要増、オンライン飲み会など、又なかにはZOOMを利用してのオンライン・キャバクラ、通称「ズムキャバ」が登場するなど。

新しい生活様式というか、本来遅れていたものが加速し新手のサービスがはじまりました。

今回、威力を発揮したZOOMという双方向のオンライン・コミュニケーションツール。

多くの人がその手段に触れたり、その恩恵を感じた事は、コロナの影響があったからだと言えるでしょう。

3.多様な価値観、「正しさ」の危険性

振り返ってみれば、様々なサービスが生まれたり、また自分自身も経営に対する考え方を根本から見直すことができた事は、厳しいながらも大きな気づきを得られた期間でした。

今回のコロナを契機に様々な社会現象や考え方がマスコミやメディアが報じている以外にも、今後出て来ることも予想されます。

このブログでも書かせて頂きましたが「コロナ越境」や「自粛警察」。

また他県ナンバーの車に投石したりと「それは違うだろう」と思われる社会現象などもありました。

しかし今思えば、当事者からすれば間違っているという認識は多分なく、自分の正しさ、価値観に基づいての判断そして行動だったと受け止めています。

人それぞれ姿、形は皆違うように、学校で教えられた正しさだけが正しさでなくなり「正しいの価値観も変わってくる」はずです。

4.新しい生活様式の見えない部分の解釈

みんな違ってみんな良い。

確かに法に触れることはあってはいけませんが、私の中では何が正しく何が間違っているという線引きよりも様々な解釈が必要になると思います。

これが、先ほどの自分だけの価値観・正しさだと時に自粛警察のようなある意味行き過ぎた正しさが生まれてしまいます。

さらにネットという発信者が見えない情報が交錯する中での誹謗中傷は、時に若い人を死に至らしめる悲しい結果を生んだ報道もありました。

何が正しいか?よりも何に気づくか?

私が思う新しい生活様式の中には「みんな違ってみんな良い」という価値観が大切で、今までのような正しいかどうか?で人を裁く価値観は、今回の新型コロナを機に変化の時にきているようです。

コメントは受け付けていません。