人間万事塞翁が馬~良い時も悪い時も変わらずに

いつもコロナや免疫力などについて書くことが多かったので、 一週間の始まりの月曜日は少しその話題から離れた内容でお伝えします。

1.人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)

グーグルで調べれば、即その意味もわかりますし、関連する本もたくさん出ています。

簡単に説明すれば、中国である村から俊馬がさくを飛び越え抜け出した。
馬主は悲嘆にくれていたが、その村の翁(おきな)が、「そんなにがっかりしなさんな」と慰めます。

するとある日、その逃げ出した俊馬がメスの馬を連れて戻ってきた時また翁は言います「何があるか?わからないのだから、あまり手放しで喜ばないようにな」

そして喜びから悲劇へ
生まれた馬に馬主の子供が乗って喜んで遊んでいたら落馬をし骨折をします。
その時も翁は馬主であるケガをした子供の親に「そんなに落ち込むことは無い、良いこともまた巡ってくる」と。

その後、村では戦争が起き、若い男子は戦に皆が召集されたが、馬主の子供はケガをしていた為戦争に行けませんでした。

しかし戦で出兵した他の若い男子は皆殺され、馬主の子供だけが命を取り留めたという話です。

紀元前に中国で編さんされた書です。

「人生何が起こるかわからない、起きた現実に一喜一憂することなかれ」というメッセージが読み取れる書です。

2.良い時もいつまでも続くものでない

「人生山あり谷あり」「勝って兜の緒を締めよ」という諺もあります。

また思い出すのは、故野村監督が言われていた「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けあり」(=勝つときは相手がミスし自滅して勝利が転がり込むこともあるが、負ける時はその原因はハッキリしており偶然ということはない)

勝って喜んで小躍りしたり、うつつを抜かしていると足元をすくわれかねないということも考えられます。

3.悪い時も又いつまでも続くものでない

やまない雨はない、とか明けない夜はないなどと表現されます。

つまり悪いこともいつまでも続く訳でないということです。

では、人間万事塞翁が馬をすり合わせて考えてみるとどのようなことが見えてくるのでしょうか?

いつも思うことですが、自分が大変だと思っていても世の中にはもっともっと大変な爪に火をともすような思いをされている方もいらっしゃいます。

そして自分のケガや事故、病気などもしかしたら小難ではないのかと仮定すれば、この先に起こったであろう大きな事故の危険を知らせてくれたとも解釈できます。

前職のスポーツクラブ産業時代に、よく言われたのが「小さい事故が続く後には大きな事故が待ち構えている」と先輩社員から聞かされました。

苦しみを大きいか小さいか、大変かそうじゃないか?で捉える場合もありますが、虫の知らせや黄色信号と捉える考え方も持ちたいものです。

長い人生、良いこと悪いこと多々あるはずです。
そんな時こそ、自然体で呼吸を乱さず「人間万事塞翁が馬」

良い時も悪い時も一喜一憂せずに生きたいものです。

コメントは受け付けていません。