フキ(蕗)をもらいました

桜が終わってもまだ季節の春は
続いていることを実感できます
ここで思い出すのが料理における
食材の「はしり、旬、名残り」
旬はご存じのように
一番おいしいい時期、いわゆる食べごろ
はしり(早もの、早生)のものは
珍しさがあり
名残りのものは食物連鎖を生むために
実などに栄養をしっかり蓄えます

以前
人の人生にも春夏秋冬のような
移り変わりがあることをお伝えしました
何かを始める時期を春とするなら
ぐんぐんと成長し伸びる時期は夏
充実した収穫の成果のわかる時が秋なら
その一方、厳しい時期は冬にあたります

今、自分は仕事をやめている状態
いわゆる無職の状態が春夏秋冬のいつに
あたるのか?を考えてみるに
少なくとも冬でも夏でもないことは事実
冬に向かう晩秋なのか?
それともこれからぐんぐん伸びる前の
初夏の頃なのか?それはわかりません
少なくとも食材のはしり、旬、名残りで
言えば「はしり」の状態?
それとも錦パレスの宿泊時代のまだまだ
名残りが残っているのか?

最近は仕事のことや現場のこと
従業員のこと取引先やお客さんのこと
さらに金融機関
国や県や市の行政機関など
様々な相手を考える時間は減った分
こんな春夏秋冬や
はしり、旬、名残りなど
あれこれと考えるようになりました
いずれにしてもこれからなのか?
またはこれまでなのか?
上り坂なのか?下り坂なのか?
それは解釈次第でもある訳なのですが
大事なことは巡り巡って
繰り返されるということです

食べ物を食べるにつけても
いろいろ考え深くなるのも
少し歳をとった証拠かもしれませんが
いつまでも旬でありたいと思うのも
また私も人間、欲なものだと
感じる次第です