人工透析を患者が中止を希望した場合のガイドラインについて

今朝のニュースで、東京福生市の病院で人工透析を中止した44歳の女性が一週間後に死亡するという一件に関し、日本透析医学会がガイドラインをまとめたと報道がありました。

これについて、人工透析を受けた経験はありませんが、この件について思うことを述べてみたいと思います。

1.人工透析とは腎臓の代わりに血液の老廃物をろ過すること

腎臓の機能が10%以下になると血液のろ過が充分にできず、人工透析が必要になります。

2.人工透析が必要になる最大の原因は糖尿病

通常は、尿に糖が混ざることはありません。

しかし、糖尿病のような慢性高血糖で腎機能が疲弊し、血液をろ過する役目が先ほど述べたように10%を下回ると腎臓の代わりに人工透析が必要になります。

3.人工透析には年間を通じて、いくらかかるか?

年間ざっくり500万円(毎月30万円~50万円)
癌(がん)の場合もおおよそ同じ金額が必要になります。

こうなると精神的にも経済的にも苦しくなります。

透析をやめようと思う気持ちは、わからなくもありません。

4.透析のガイドラインも必要ではあるが・・・

確かに透析をやめると最悪の場合があるというのは、患者であれば薄々わかっているはずです。

ですが、精神的、経済的、そして将来的に希望を失えば透析を止めることは、ほぼ死を選ぶというか?選ばざるを得ない状況になってしまうと言っても言い過ぎではないでしょう。

5.本当に必要なのは、日々楽しく充実して生きる為のガイドライン

国は膨らみ続ける医療費を抑える為、様々な策を講じています。

代表的なのは「健康日本21( 国民の健康の増進の目標に関する基本事項等を定めたもの )」です。

しかし、この健康増進法について制定された健康日本21は、まず医療費削減が、ありきなのです。

大切なのは、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)、つまり生活の質、人生の質など心の豊かさを求める為にはどうすべきか?が必要なのです。

万が一糖尿病になったり、癌(がん)の方が余命を宣告されたりしても、日々充実した豊かな生活を送る為の指針(ガイドライン)こそが本当に求められるべきなのです。


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