人口流出現象の本当の原因とは?

本日たまたま「人口流出」について話す機会がありました。

あまり気にしたことは有りませんでしたが、地方創生と同様に「人口流出現象に歯止めをかける」と自治体は言いますが、具体的な施策は見えてきません。

その歯止めがかからない真の理由を私なりに考えてみます。

1.言葉が躍り具体的な施策がない

地方創生、働き方改革、スーパーフライデー、そして私が関わってきたメタボ(特定健診・特定保健指導)など言葉は残っていても成果が出たとは言い難いです。

言葉が先行し、では具体的に? となると言葉に詰まってしまう・・・・。

旗を立てたその後の具体的な2の手、3の手が見えませんでした。

2.モノでは人の気持ちは動かない

当たり前のことです。

自治体によっては、転入してくるとお祝い金を出したり、また医療費や給食費など無償にしたりとあります。

お金の魅力は一時的なモノ。

金の切れ目が縁の切れ目、人口流出が地方から都会、さらに東京への一極集中は変わっておりません。

3.海外への人口流出

ごくわずかですが、資産家の中には税金の高い日本を離れ、海外に生活拠点をおく日本人も少なからずいます。

日本の人口も2015年(平成27年)を境に減少傾向です。

地方から都会へ、そして日本から海外へと人口流出の傾向は、今後も続くでしょう。

4.人はモノで動かず、感じて動く

住めば都、そうは言っても目に見える部分、目に見えない部分があることは確かです。

「感動」という言葉があります。

モノで動いたりする物動や理屈で動く理動とう言葉はなく、人は感じれば動くのです。

結婚などがわかりやすく、何か感じる惹かれるものがあるから一緒になるのです。

つまり、その土地に魅力が無かったり、惹かれるもの、感じるものが無くなると人は離れて行きます。

一概に仕事がある無しだけではないと思います。

5.人を惹きつけ続ける企業

たくさんあると思いますが、私の知る一時期出向していた(株)オリエンタルランドがそうでした。

言わずと知れた東京ディズニーランドとディズニーシーを運営している会社です。

この会社、私の経験上で言うなら、入ってきた時よりも去っていく時の方が凄いのです。

よくわからないかもしれませんが、歓迎会よりも送別会の方が盛大だと言えばわかるでしょう。

このことを地域に置き換えれば、転入してくるまでは手厚いが、いったん転籍(流出)する時は、当たり前ですが事務的なはずです。

もし 役所の窓口 の人間が転籍届を出しに来た人に、きちんとヒアリングし手厚く対応し、そして深々と「今までホントに長い間、ありがとうございました。」と言えるような市区町村なら、人口流出なんて案外簡単に防げると考えます。

なぜなら、目に見えることよりも目に見えないことの方が大切なことですから。


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