健康の分野で外してはならないのが、食事
運動、栄養、休養の三要素を形成する内の一つで、口から入るものですから、サプリや薬同様、その良しにつけ悪しきにつけカラダへの反応は顕著です。
食欲の秋
されど健康には充分に留意したいものです。
本日は、カラダに取り込むべき栄養の一つ、脂質について必要か?否か?をお伝えします。
1.ダイエットする方には、意外や必要です

結論から言えば、良質な油(脂質)は必要です。
注)逆にカラダにとって避けるべき油もありますので、そちらについては後程お話しします。
肌のうるおいや粘膜を保護したりと、体重が落ちて同時に外見の魅力も落ちてしまってはしょうがないですからね。
最近は、ライザップも以前ほどの勢いが感じられなく、かつてダイエットで言われていた「糖質制限」もそれほど耳にしなくなったようです。
つまりダイエットには、糖質も脂質もある程度は必要です。
でなければ、3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)とは言いませんからね。
2.脂質を摂ると太るは、間違いです。
栄養学の基本ですが、脂肪として蓄えられるのは過剰にとりすぎた糖質です。
この糖質が皮下脂肪や肝臓に、いざという時のエネルギー源として脂肪として蓄えられます。
なので、食べ物として摂取した脂肪がカラダにたまるというのは間違った解釈なのです。

3.注意しなければいけない油、それはトランス脂肪酸です
海外では上述のトランス脂肪酸は、海外では厳しい規制がありますが日本では法律でその使用は制限されてません。
2013年には、アメリカでは全面禁止の法律が施行されました。
しかし日本といえば 2019年にラグビーワールドカップが開催され、そして来年は東京オリンピックで海外の選手が多数訪れるにも関わらず、使用制限や禁止の動きは全くありません。
同じアジア圏でもお隣の韓国では、このトランス脂肪酸を使ったが為に禁固刑 になったとう実例もあります。
このトランス脂肪酸を含む代表的なモノはマーガリンです。
最近ではTVコマーシャルでも見ることがないのは、カラダにおよぼす害がわかっているからだと思います。
しかし、なかなかハッキリした線引きができないのが日本・・・
食品表示を見ても、トランス脂肪酸とは明記されておらず、含まれているモノとして「食用植物油」や「加工油脂」という小さい表示になってます。
しかしその一方では「トランス脂肪酸低減のマーガリン」の表示はデカデカとある商品もあります。

例えばタバコがいい例です
健康の為に吸い過ぎに注意しましょうと言いながら、カラダに悪いとわかっていながら、その規制が未だ充分でない状況をみれば、このトランス脂肪酸の問題もまだまだ決着は付きそうにもありませんね。
いつまで、このブレーキとアクセルと一緒に踏んでいる状態が続くことやら。
ここまで読んでいただいたみなさんには、正しい情報を入れ賢い消費者になってもらいたいものです。
「安いものでなく、カラダにいいもの安全なモノを選びましょう」