連休最終日、今年も水難事故のニュースが
入ってきました
特に、新たなケースとして川で感電という
信じがた事故もあり痛ましい限りです
さて、皆さん
リップカレントという言葉を
ご存知でしょうか?
日本語では離岸流と呼ばれてます
海での事故も毎年起こるわけですが
例えば沖に流されたりして溺れる
中には、海から無数の人が現れ
沖に引きずっていった・・・など
(チョッと怖~いですね)
多分、これらの現象はリップカレント
離岸流が原因です
簡単に話すと、潮が引く時、いくつもの
バンク(ちっちゃいダムのイメージ)が
沖に向かって決壊し流れをつくってしまう
うぅ~ん、わかって頂けすか
つまり、沖に向う部分的な早い流れのことです
これに、ビーチボールを取りに行って流され
何でもない場所から急に沖に引きずられたり
とにかく沖に流される原因のことです
そしてこの離岸流
ほとんどの人が岸にもどろうと流れに逆らい
泳いでしまいます
侮ることなかれ
この流れが体力の消耗とパニックを引き起こし
水難事故の原因をつくってしまいます
対策は流れから抜ける為に岸と平行に
泳ぎ流れを脱する
でも、これって理屈では分かりますが
かなり難しいと思いませんか?
そして
ここまで付き合って読まれた方
ぜひ、この対応だけでも覚えて下さい
それは
「流されてください」
えぇ~!無責任な!何言ってるの!
となるでしょう
でも、これは正解なんです
何故なら、この離岸流はある一定のところで
流れは止まるんです
嘘ではありません
必ず止まります
それまでにパニックになったり体力を
使い切らないようにして頂きたいです
今から、もう15年以上も前
千葉の九十九里海岸でライフセービングを
取得した私の知識と経験からのお話です