知らなければグーグルで調べればすぐわかるのですが、このフレイル、今回の新型コロナウイルスと関係があるので、その件について本日はお伝えします。
目次
1.フレイルとは「今のままでは介護の危険性がある」という状態です
ラテン語の壊れやすいが語源のようです。
今は健康でも例えば運動不足や不規則な食生活を続けていけば介護の世話になりかねない状態を言います。
2.フレイルと未病ではどう違いますか?
ほぼ同義語と解釈できます。
フレイルはどちらかといえば、筋力系の衰えを含んでおり、未病は呼んでその名の如く「未だ病気にあらず」でほっとけば病気に至るという訳です。
未病の方は、その延長線上に生活習慣病があることが多いようです。
我々がスポーツクラブ産業に入った1988年頃は、未病やフレイルという言葉はなく「半健康人」と呼ばれてました。
医者に行ってもどこも悪くないが、なんとなくカラダがだるい、頭が重い状態を言ってました。
時代とともに、半健康人⇒未病⇒フレイルと呼び方は変われども大きな違いはないようです。

3.フレイルには、3種類にはあります
①運動機能的なフレイル・・・骨粗しょう症 変形性ヒザ関節症
②メンタル的なフレイル・・・軽度のうつ
③環境的なフレイル・・・・・孤独 コミュニケーション不足
4.今回の新型コロナウイルスでは、環境的フレイルが問題なのです
学校へは行けず、職場には行けずに在宅ワーク。
人は組織やコミュニティーに属していれば、人間関係やその他の問題は多少あっても孤独とは無縁なのです。
ところが、今回政府が出した異例の措置は予防という面では正解なのでしょうが、孤独感が不安を煽り社会との関わりが途絶えるという面であ負の部分もあります。
いくらインターネットが発達しても、やはり対面でのコミュニケーションはまだまだ必要なのです。
様々な不安が自身のエネルギーの浪費につながり、免疫力をさげないよう、適度な運動・バランスのよい食事・そして質のよい睡眠を心掛けて下さい。
