ついにこの言葉がでたか!?と思われる「コロナ疎開」。
今回の騒動に関し、新たに生まれる社会現象を風刺する造語はこれからも生まれてくる可能性は大です。
そしてこれまでに経験したことのない、考えられないような状況もありうるわけで、記憶に新しいところで言えば「トイレットペーパーの買い占め」がそうです。
良いか?悪いか?のジャッジではなく、我々に求められてくるものは何か?今回のコロナウイルス騒動から何を学か?がこれから大事になってきます。

目次
1.令和の時代の疎開~首都圏から地方へ
戦争中に学童疎開という言葉がありました。
戦火を逃れ人口が密集している場所から田舎へと移動することだったと思います。
昭和の頃の太平洋戦争時には、戦争の脅威から身を守る為に地方へ人の移動が起こったわけです。
そして今の令和の時代、命を守るという部分では同じかもしれませんが、戦争からコロナウイルスという見えない相手に対し人が地方へ動くという社会現象が起こっているのです。
2.ウエルカムでない地方の実情
今までどの県もインバウンドによる外国人の受け入れに対しては、積極的だったのが中国・武漢でコロナウイルスが発生すると対応は変わり、急きょ受入を拒絶するようになりました。
まさに今は中国が首都圏(非常事態宣言が出された福岡県を含む)に変わったようなものです。
人が地方に訪れる(移住や観光などの目的)のは本来はウエルカムなのですが、今回は見えないウイルスも一緒に移動してくるリスクに対して地方の知事らは神経質にならざるをえないのです。

3.緊急事態宣言によるスタバの休業
しかしながら、スターバックスのような人気カフェであり体力のある企業体だからこそ可能なのであって、生活がかかり休業したところで国からは、何の補償もない今の状況では、中小零細の飲食店が休業に踏み込むかどうかは難しい判断となる訳です。
4.スタバ愛好者の多い首都圏での人の流れはいかに
私の知っている人でも、仕事や打合せでスターバックスを利用する人はホント多く、ドトールやタリーズなどはあまり聞きません。
そしてスターバックスに行くこと自体が日常のルーティンになっている人もまた多く、そのような人達は今後どのように過ごしていくのでしょうか?
先が見えない不安や今までの当たり前が当たり前でなくなることへのフラストレーション。
もしかしたら「スタバ難民」という言葉がでてきてもおかしくないでしょう。
5.スタバを求めての小旅行もあり?
首都圏でスターバックスが休業になると、営業してる地方へ・・もしかしたら人の流れがでるかもしれません。
安心安全を求めて地方へ ライフスタイルを守るというか?壊れることを怖れたり我慢しきれずに地方のスタバへ新幹線などで小旅行??
実際に起こってもおかしくはありません。

6.大事なこととは何か
今回のコロナ騒動もいつかは収まります。
何を根拠に?と言われれば、「時間」と「人間の知恵」です。
そして今、特に強く思うのが「一本のロープにしがみついていてはいけない」ということです。
・今の仕事が無くなったら生活できない・・・
・今のスタバがなくなったらライフスタイルが崩れる・・・・
世の中に絶対はあり得ません。
今の仕事がなくなっても、ライフスタイルがかわっても変わらず平常心で生きて行けるよう、今まさに試されている時なのでしょう。