どこへ行ったメタボ、その原因と今後はどのように。

お正月も終わり、仕事始めも過ぎ、ふと体重計に乗ると気になる体重・・・・。

10年前までは、ちょっと太ると「私って、ちょっとメタボ気味・・・」か言ったり、また太っている人をメタボと指を差さないまでも言ったものでした。

しかし、10年以上も経った今、そのメタボ(正しくはメタボリック・シンドローム)の言葉は全く巷では聞かれません。

本日はメタボと併せて、その先に国が描いていた青写真とな何か?そして今後はどのようになるのか?をお伝えします。

1.そもそもメタボとは太っている人のことではない

メタボとはメタボリック・シンドロームです。
そしてメタボリックとは、代謝を意味します。

つまり、カラダに取り込んだエネルギーをうまく変換できずに脂肪としてため込んだ状態であり、そのうまく代謝できない人を指して言っていました。

2.何故、うまく代謝できないか?

一番は生活習慣にあります。

・運動習慣がない
・食事が炭水化物や白いもの(米や砂糖)に偏り気味
・間食が多い

そして、当たり前のことですが、摂取カロリー>消費カロリー(生活習慣+基礎代謝)となり、その差分が脂肪として体内や内臓、また血管壁の内側などに蓄えられます。

3.対策は、摂取カロリー<消費カロリー

と理屈はそうなのですが、運動+生活活動を含めた身体活動で、摂取カロリーを上回ることは、難しいです。

なので、食事療法が加わります。

よく深夜・早朝の通販番組のダイエット器具やサプリで4週間で6キロ減量に成功!などの画面に小さく表示される「正しい食事療法と適度な運動を併用した結果です」とあるようにベースは運動と食事にある訳です。

4.国の目論んだメタボリック

平成20年に、国は男性で腹囲85cm、女性で90cm以上の人は、代謝がうまくいかず内臓脂肪が増えやすいので運動と食事を改善し生活習慣病予防に努めましょうと言い出しました。

そして特定健診(通称:メタボ検診)を受け、生活習慣病予備軍の人は、特定保健指導といって保健師や医師、管理栄養士そしてわれわれ健康運動指導士などが生活習慣の改善に努めるというものでした。

しかし
10年以上も経って見てわかったことは、太っていても健康な人は多く、また太っている人は結構明るかったのです。

10年前なんかに私がメタボの話をすると、笑いながら「自分です!」と言わんばかりに手を挙げる人がいました。

つまり、国のネガティブを引き出し(糖尿での失明や腎症で透析をうけたりする映像を見せ、こうなる前に運動と食事を見直しましょう的なやり方)無理やり行動させるというような施策は失敗を見ました。

もっとも、国は個人の健康で幸せな生活よりも、高齢化により吐出する医療費の削減にその狙いがあったことは、今さら言うまでもありません。

5.個人アプローチから集団へ

太っている人をターゲットに「運動しなさい」「食事に気をつけなさい」というやり方から、集団にアプローチするやり方へ変わりました。

そしてネガティブ的な恐怖をあおって行動を促すやり方から、一人では挫折しやすいのでコミュニケーションを重視し、集団での健康づくり(地域サロン活動の推奨)を勧めてます。

また、健康づくりの基本中の基本である楽しさが継続の秘訣であることも少しずつ浸透しつつあるようです。

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