これからの健康運動指導士のあるべき姿

久々の外食
行く場所はきまって寿司屋

一人で食べていると
いきなり

「お食事中、スミマセン
もしかしたら吉本先生?」

お会いした方とは
わかるものの

名前が出てこない

「市の健康づくり教室で
おせわになった者です」

やっぱり!

嬉しいです
おぼえていてくれて

たった一回の講習ながら
ホント感謝です

私は年に3回
岩国市の特定保健指導の
運動分野を担当してます

1.特定保健指導とは

特定検診で生活習慣病の
発症リスクが高い場合
(腹囲男性85㎝ 女性90㎝目安)

それらの方の食事・栄養面の
サポートは管理栄養士

そして運動面に関しては
我々、健康運動指導士が
担当します

2.運動指導、依頼の経緯

前職はスポーツクラブ産業
ですが

今は飲食・宿泊業

いわば現役で運動指導を
しているわけではありません

3年前に岩国市より
依頼があった時



「今は現役ではないし
県内にも140人以上の方が
いますょ」

「岩国でも何人かいらっしゃる
のでその方達は?」

市担当者いわく

「登録はされてても活動
されてない場合が多いです」

つまり

資格は取っていても
それを生かして活動してない

そんな感じなのだそうです

当時、私は山代健康大学と
いって市民運動サロンを実施

その経緯もあり
運動指導の依頼が来たのです

3.これからの健康運動指導士の姿

私が資格取得をしたのは
平成20年5月

この年は前期・後期高齢者
そしてメタボリックという

この2つの言葉が世に出た
年でもあります

太っている人がメタボでは
なく

代謝(カラダの脂肪を燃やす)が
上手くできない人を言います

あの当時から今に至るまで
メタボからフレイルなど
(運動機能の低下)

言葉の変化だけでなく
個人から集団へと

アプローチの仕方も
変わりました

さらに今後
糖尿病予備群1,000万人

しかし
認知症予備群400万人

どちらも生活習慣病の
延長ながら

認知症予備群の数が
気になります

つまりメンタルヘルスへの
関わり方も求められます

4.認知症予防の為の運動

筋力トレーニングや
心肺機能を高めたりなど

運動の種類もいろいろと
ありますが

こと認知症予防となれば
私が一押しするのが

外でのウォーキングもしくは
ジョギングです

スポーツクラブなどでの
マシンをつかってではなく

あくまでも「屋外」であることが
大事

何故かといえば
目から入ってくる情報の
遠近感を処理するのが

脳の中の海馬

認知症の場合はこの
海馬をやられます

なので、ここを使うことが
大事なわけです

5.運動指導で大切にしてること

私が運動指導でいつも
お伝えするのは

楽しくなけば継続なし

アスリートを目指し
1/100秒を競うのでもなく

健康維持と向上が目的です

となると継続するためには
楽しくないと続きません

また、運動の成果はすぐに
あらわれません

だからこそ一人で続けるのは
難しい

数年前から国も個人から
集団へアプローチを変え

地域のサロン活動が盛んに
なるよう仕向けてます

私はこれからも
運動指導に関わり続けます

それは少数でも
私の指導を喜んでくれる方が
いらっしゃるからです

温泉に入って気持ちスッキリ

運動して気持ちよく汗をかき
気分爽快

とちらもメンタルヘルスに
寄与できるから

だから関わり続けるのです



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