昨日は幕末の偉人を多数輩出したのは
萩の松下村塾(しょうかぞんじゅく)だけでなく岩国にもあった学舎の話でした。
本日は、もう少しその学びについて触れてみたいと思います。
私も子供の頃から、特に母親に「勉強しなさい」と言われ続け小中高を過ごしました。
言われてもほとんど勉強はしておらずやらされ感満載で嫌々でした。
大学時は2年から3年に上がる時は校内がバリケード封鎖され試験免除でレポート提出により単位を全取得。
おかげで卒論もない学部だったので無事卒業。
あまり自ら勉強をしようと、また勉強をしなければという意識はありませんでした。
それが何故、55歳にもなって学ぶことにこだわるのか?その「きっかけ」をお伝えします。

1.実学とは
辞書で調べると「実学とは理論よりも実用に重きを置く学問」とあります。
ウィキペディアでも実生活に役立たせることを趣旨とした学問のこと。
「工学・医学・薬学・農学・法学・経済学・教育学などを指す」とあります。
ちょっと固い感じもします。
言い換えれば知っているだけでなく実用して生きてくる学問と言えます。
2.学校教育で学ぶのはお勉強
学校教育での学びは実学とは言いません。
受験勉強は答えありきの合否の線引をする為のものです。
例えば微分・積分など(⇦わかりもしませんが)社会に出て使った人はいるのでしょうか?
古文・漢文が読めたからといって社内の文章はすべて現代文で書かれています。
つまり
学校で学んだことのほとんどは実社会で、たいして役に立たないと言えます。

3.先が見えない時代だからこそ実学が必要
昭和の高度経済成長期で年功序列、終身雇用であれば「お勉強」が大切でした。
しかし
先が見えない今、理想論では通用しません。
過去から学び、自分で考え(⇦ここ大事)判断しやってみることです。
メディアやネットの情報に踊らされず、自分の判断材料の知識を得ることがまず第一です。
4.読書のすすめ
今や知りたいことはインターネットで調べればいくらでも情報は取れます。
TVをつければニュースで様々な事が報じられてます。
しかし
○インターネット・・・情報に信憑性のないものも多数あり。
○民放・・・スポンサーありき。
○NHK・・・国のチェックをうけ、西側諸国の情報が中心。
なのでネットやTVと違い歴史から学び、出版社と言う存在のもと、誰が情報発信しているか?(著者)がはっきりしている「本」から学ぶべきなのです。

5.まずは自分が豊かになる為に
その為に必要なのが実学なのです。
福沢諭吉の学問のすすめには、自由と平等が書かれてます。
しかし、その後の文章はご存知でしょうか?
・何故富む人と貧しい人に分かれるのか?
・尊い人と卑しい人に分かれるのか?
が書かれてます。
その答えは学ぶか?学ばないか?の違いと福沢諭吉は言い切ってます。

私自身もこのブログで実生活で役立つ健康や温泉の情報、学んで試したものをこれからもお伝えします。
そして学ぶためにも受け入れるカラダと頭のコンディショニングが良好でなければいけません。
カラダだけでなく頭の健康についてもお伝えしていきますので期待してください!