名だたる文豪達は何故、温泉地で執筆活動をしたのか?

8月ももうじき終わり
そして、いよいよ実りの秋、読書の秋

今回は歴史をひも解いてみて偉大なる文豪、例えば夏目漱石と道後温泉、志賀直哉と城崎温泉、川端康成と越後湯沢温泉など歴史に名を残した作家は、なぜ温泉地で執筆活動をしたのか?
そして温泉地は創作意欲を高めるのかどうか?など温泉利用指導者の立場でせまってみます

1.静かなる環境が執筆には最適

都会の喧騒をはなれ、静かな温泉地であれば、仕事に集中できるはずです。

受験生が図書館で学んだりするのも、やはり静かな環境、学べる環境を求めてだと思います。

多くの文豪は、旅館にこもって執筆活動をしましたが、中には太宰治のように熱海温泉で散財したという稀な例もあるようですけど・・・。

2.最大の理由は転地効果

温泉の効果として、皆さんがご存じで興味があるのが温泉の成分(硫黄泉、鉄泉、炭酸泉、酸性泉など)いわゆる薬理効果というものだと思います。

実は、この効果は思っているほど高くはなく、それ以外の温熱効果や静水圧効果、浮力効果などの方が高く、薬理効果それらの効果に比べれば期待が薄いのが正直なところです。

そして温泉の効果で一番大きいのは「転地効果」(転地療養とも言います)です。

このことは、温泉療法医の第一人者である植田理彦先生も常々口にされていることでもあります。

転地効果とは、日ごろ過ごしている場所から温泉地に行くことで気温や気圧の変化が呼吸器系の活動や血行を盛んにし、そしてこの変化に対しカラダが慣れよう(生体の気候順化機能)としたり、もしくは適度な刺激となることで、心や身体の状態が整うことを言います。

カラダが整えば、よりよいパフォーマンスが可能となりますが、このことが文章を書いたり、創作するにもプラスに働くようです。

3.脳波のα(アルファ)波が増え脳を活性化させる

よくお風呂の中でひらめく、ということがありますが、これにも科学的な根拠があります。

例えば満員電車や車の騒音、また仕事のストレスや不安など、このような状況下では、人間の脳にはβ(ベータ)波という脳波が多く出ています。

その一方、好きな事やリラックスしていると反対にα(アルファ)波という脳波がでます。

このα波の状態になると、分泌されるホルモンがストレス解消や脳を活性化させる働きをします。

・想像力アップ
・決断力アップ
・直観力アップ
・集中力アップ
・記憶力アップ
・判断力アップ

などこれらすべてα波の状態が持続することで起きる変化であり、つまりこれだけのプラス要素があるわけです。

そして又ちょっと考えてみればわかることですが、お湯に入ればカラダも心もリラックスします。
緊張した状態なら、脳の血流も阻害されやすく筋肉同様にいいパフォーマンスは期待できません。

海外でも、フィンランドなどでは会議が煮詰まると、みんなでサウナに入りそして仕切りなおすといいアイディアが生まれると聞いたことがあります。

気分転換だけでなく、新たな創作意欲が高まる温泉、昔から科学的な根拠を知っていたか?知っていなかったか?はわかりませんが、効果の程は歴史が証明しているようです。


温泉コーヒーをおすすめする理由    その②

もう今はコンビニでおいしいコーヒーが飲めるのが当たり前の時代になってきました。
その一方、老舗の喫茶店も残っていればスターバックスやタリーズのような、いわゆるシアトル系のコーヒーショップなどファンも多いようです。

あらためて、我々の日常とコーヒーは切っても切れない関係があります。

さて、以前の7月7日のブログでも書きましたが、今回も手前みそながら、やはりいいものは自信をもってお伝えしたい温泉コーヒーをおすすめする理由の第2弾となります。

1.なぜ温泉コーヒーがまろやかで飲みやすいと評価を頂けるのか?

コーヒーはアルカリ飲料だの酸性だのいろいろといわれてます。

実際に調べてみると、当館の使用している豆でコーヒーを淹れてみると、若干ではありますが弱酸性という結果でした。

一方、飲める温泉水(2012年12月に飲泉許可取得)は、PH値7.65の弱アルカリ性です。

つまり、弱酸性のコーヒーの酸味の部分が弱アルカリの温泉水で中和された結果が、水に近い「まろやか」という評価をいただくわけです。

2.カラダに良い、温泉の効果で酸化しにくい以外のもう一つの理由

前回の7月7日のブログでも書きましたが、温泉の酸化を防ぐ作用がコーヒーの味の酸化を抑えると書きました。

確かに入れて1時間以上、ウォーマーで放置しても酸味がほとんど出ません。
ファミリーレストランなどのコーヒーは酸味がでるという理由で45分で交換するそうですが、温泉コーヒーは60分以上は大丈夫です。

もちろん、カラダにもいい温泉を飲むわけですから、健康にもいいわけですか、もう一つのおすすめしたい理由があります。

それは、コーヒーを飲むロケーションと静かな環境です。

当館の眼下には、山口県で一番きれいな清流・宇佐川が流れ、そして館内に入られた方がよく口にされる「静かですね」と。

この建物も、約40年以上も前にこの場所が選ばれた理由が「本当の静寂は、これぐらい山深く入らなければ得られない」ということで、静かにコーヒーを飲むには、お勧めな環境にあります。

スターバックスなどで、よくパソコンをだして仕事をしている方を目にします。
その方たちは、仕事をする場所がないのでしょうか?

違います。
私の知り合いも、よく出勤前はスタバ(スターバックス)で1時間ぐらいメールチェックや簡単な仕事をして出社します。

つまり、仕事ができる、本が読める、自分だけの考える時間がもてる環境があるからスターバックスに行くのではないでしょうか?

都会のような利便性はなくても、仕事で疲れた目にやさしい緑、耳を癒す川のせせらぎ、コーヒーのアロマとまろやかな味覚とホッとする瞬間

まさに五感を癒せるのは当館の温泉コーヒーだと自負しております。

3.未知の領域、数値化できない細胞レベルの話

もう、ここからはエビデンス(証拠)のない自分の憶測の話なので、時間がある方はお付き合い下さい

それは、当館の温泉水は数値化できないパワーを含んだ温泉と言えるのです。

えっ 何??と思われるので説明します。

それは、そうづ峡温泉の泉源は、地下1,000メートルにあり、さらに地上に出てから約1キロ以上を経て元湯・憩の家とそして当館に分湯されてます。

その約2キロの行程を一切のポンプや動力を使わず、地下1,000メートルから噴き上げる勢いだけで、2つの温泉施設までお湯を運んでいます。

つまり、それだけエネルギーをもった温泉だと言えます。

だから、治らないはずの病気が治ったりと医学でな解明できない、つまり数値化できない力を持っている温泉なのです。

ですので、その温泉水を使って淹れるコーヒーは、病が治るとは言いませんが、素晴らしい力を含んだ飲み物と言えます。

ほんとうにその良さを体感して頂きたいですし、ぜひ当館の環境でコーヒーをかたむけながら、自分と向き合う時間を週末、もしくはたまにはつくってみられることをお勧めします。


ラジウム温泉の特徴と入浴スタイル

ラジウム温泉、別名:弱放射能泉またはラドン温泉と呼ばれる場合もあります。

雙津峡(そうづきょう)温泉は、9種類の泉質の中で、放射能泉に分類されます。

本日は、皆さんの気になる泉質とその効果なども含め、当温泉の入浴スタイルをご紹介致します。

1.ラジウム温泉の特徴

放射能泉と呼ばれますが、驚くことなかれです。

放射能は大量に浴びると「被ばく」となりますが微量ならば、カラダの免疫力を高めることから療養泉として高い支持を受けてます。

そんなラジウム泉の特徴は、高いイオン化作用です。
どういうことか?といえば、血液や細胞を活性化し、新陳代謝を高めることです。

いわゆる「若返りの湯」です。

さらに、神経痛などにも効果を発揮するとも言われ、浴場の入り口付近に貼ってある成分分析表の適応症状にはリュウマチ、神経痛などと表記してあります。

ただ気おつけなければいけないのは、炭酸泉などと同様、成分が空気中に気化しやすく変化しやすい泉質といえます。

ラジウム温泉は鮮度のいい(掛け流しがベスト)温泉に入ることをお勧めします。

2.ラジウム温泉の入浴スタイル

気化しやすい泉質なので、湯気が拡散する露天風呂より、湯けむりのこもる内湯がお勧めです。

他の泉質と違い、入浴しなくてもラジウムの湯けむりを吸飲するだけでも効果があります。

もちろん、その成分は入浴中に皮膚からも吸収されますが、呼吸時に吸い込み体内に取り入れることもできるわけです。

しかし、危険な放射能をそれだけ体内に取り込んでも大丈夫ですか??と不安もあるでしょうがご心配なく!

入浴後には排出されますし、先にも述べましたが大量だと被ばく、微量だと免疫力を高めます。

では、最後に源泉掛け流し
雙津峡(そうづきょう)温泉・元湯「憩の家」の入浴スタイルをご紹介します。

①入浴前にコップ半分の温泉水を飲泉所にて飲む

②入浴前にはしっかりとかかり湯をしカラダを湯の温度になれさせる

③入浴時には、額に軽く汗ばむぐらいになれば湯船からあがり、洗体しまた入浴

④源泉掛け流しなので、あがり湯は不要

⑤飲泉所にてコップ半分程度の飲泉により水分補給を行う

ぜひ、お越しの際はお試し下さい


運動前のウォーミング・アップを温泉で

運動前のウォーミング・アップと運動後のクール・ダウン。

スポーツをやられる方は、その重要性は今さらながら言うまでもないと思いますが、今日は一風変わったウォーミング・アップをご紹介いたします。

1.運動前のウォーミング・アップの目的

大きく2つです

・運動パフォーマンスの向上

・ケガの防止

まずは、身体を温め血液の循環を良くし筋肉の温度を高め、いつでも運動に適した状態をつくっておくことが一つ目です。

そして、筋肉の可動域を高め、とっさの状況にもカラダが対応できるようにすることがケガの防止にもつながります。

2.温泉(お風呂)をつかったウォーミングアップとクールダウン

運動後に温泉に入り、疲れをいやすことはよくあります。

例えば、山登りをされたお客さんが、足にたまった疲労(乳酸)を除去するため温泉に入り、血液の循環がよくなり、疲労(乳酸)が除去されます。

同じようにクールダウンを軽いジョギングや水泳ならゆっくり泳ぐ(流す)ことで、同じように疲労物質である乳酸を除去が可能です。

では
ウォーミングアップの場合、その目的は筋温(筋肉内の温度)を高めることであるなら、ストレッチやジョギング、一般的に呼ばれる準備運動ならばその目的ははたせます。

と同時に、筋温を高め血流を良くし心肺機能を高めるなら、同じようなことが温泉(入浴)でも可能です。

ですので、運動前のウォーミング・アップ
そして運動後のクールダウンを温泉入浴で代替えすることも可能なんです。

先日こられたお客さんで「ちょっと運動してから温泉に入ってもイイですか?」といわれ「どうぞ」とお伝えし、その方は縄跳び(ジャンプロープ)をしてから温泉へ向かわれました。

モチロンお風呂上りはスッキリした顔で帰られましたが、もし今度聞かれたら「先に入浴されてから運動されてもイイですょ」と提案してみたいと思っております。


水難事故のニュースから入浴時の事故との共通性を考える

夏場に必ずといっていほど報道される水難事故。

毎年、海や川での水辺の事故は後を絶ちません。

その一方、入浴中の事故者数もなかなか減らず、我々温泉利用に関わる者としても、健康増進と同様に利用者の安全確保はこれからも変わらぬ課題であることは間違いありません。

今日は水辺の事故と入浴中の事故との共通性とそしてその対策をお伝えしていきます。

1.水辺の事故も入浴中の事故も共通しているのは溺れるということです

例えば海の場合、離岸流という沖に向かって流され体力を失い溺れてしまうことがあげられます。

一方、入浴中の場合は、意識を失いそのまま、わずか200L程の湯船のお湯で溺れてしまう・・・

つまり、体力を失う、意識を失うとう双方に違いがあっても結果は溺死ということになります。

2.入浴中の事故死の現状

毎年、1年間での入浴中の事故者数(死者)は、約19,000人と言われてます。

この数は交通事故で命を落とす方の約4倍、さらには先ほどの数字19,000人中、65歳以上が14,000人近くいらっしゃることを考えれば、いかに高齢者の入浴中の事故を減らすか?が大事になってきます。

3.入浴中の事故を未然に防ぐために実施して頂きたいこと

3つあります

・入浴前の水分補給

・必ずかかり湯をして、お湯の温度に慣れる

・脱衣場所と浴室内の寒暖差に気おつける(特に冬場)

3つ目は、この時期において重要度は薄いにしろ、「水分補給」と「かかり湯」はぜひとも気に留めておいて欲しいところです。

健康の為の温泉が、時として不幸な結果を招かない為にもくれぐれも入浴前の水分補給はお忘れなく。

そして東大の武藤教授が言われていた言葉がいつも私の頭にあります

それは

「たった一杯の水で脳梗塞が防げるなら、こんなに安い薬はない」

名言だと思います。

そしてたまに耳にする言葉でもありますが、「ビールを飲んで水分補給をしているので俺は大丈夫!」

健康意識の高い皆さんにはお判りでしょうが、×××です。

アルコールは利尿作用を生じさせるので、身体は軽い脱水症状を起こします。

くれぐれも温泉同様、たのしいお酒が悲しい結果を引き起こさない様、水分補給はお忘れなくどうぞ。


正しい現代版湯治のおすすめ

夏真っ盛り
温泉シーズンではありませんが、温泉を健康増進に役立てたい方に時代にあった湯治方法を今回はお伝えさせて頂きます

1.昔ながらの湯治とは

湯治の湯は薬、そして治は治療とされ特に江戸時代は病気を治すために盛んに行われました。

しかしならが、時代は変わり明治時代になると西洋医学が入ってきて直接薬で病巣を治療するという手法がとられ、だんだんと湯治は西洋医学にとってかわられるようになりました。

2.湯治の代表格である草津温泉の時間湯を考える

群馬県にある温泉の東の横綱である草津温泉。

強い酸性泉で、皮膚への殺菌効果が高いことからアトピーや皮膚病に効果があると言われている泉質です。

その草津温泉で先ごろ、時間湯の湯長の廃止がニュースで流れました。

この時間湯は代表的な湯治であって、いわゆるヒートショックプロテイン(皮膚に熱でストレスをかけると、その熱から細胞を守る為にたんぱく質が増殖し、傷ついた細胞が修復されるというもの)が酸性湯と相まって、皮膚病やアトピーに効果があると言われてます。

この昔ながらの時間湯も代表的な湯治である一方、高温浴(42℃以上)の為、身体にも負担をかける危険な入浴とも言えます。

3.時代にあった正しい入浴方法で湯治をしましょう

私たちが子供の頃「運動中は水を飲むな!」とか「うさぎ跳びグランド一周」などど、当時は当たり前だったことが今では常識外れでスポーツのシーンではありえないことと誰もが知っています。

つまり、昔からつたわる温浴療法である湯治もよいものを残しながらも、時代にあった入浴方法が求められます。

温泉がカラダに良いのは誰もが認めるところです。

その良さをより引き出す為にも、大事なポイントを一つだけお伝えさせて頂きます。

それは、ズバリ

「入浴前と入浴後の水分補給です」

入浴時に血圧は一気に上昇し、そしてお風呂上りは脱水症状に近くなってます。

脳梗塞や心筋梗塞、いわゆる欠陥が詰まる事故を防ぐためにも温泉入浴時の前後には水分補給をくれぐれもお忘れなく。

健康の為の温泉入浴が不幸な事故に繋がらないよう、運動時や夏場と同様にこまめな水分補給を意識して下さい。


夏におすすめの温泉、実は家庭のお風呂でも同じ体感ができます

1.夏のお湯上り、スッキリとさわやかな温泉は?

泉質で言えば「炭酸水素塩泉」
以前は「重曹(じゅうそう)泉」とも呼ばれておりました。

またの別名を「冷の湯」とも呼ばれ、お湯上りの爽快感が他の泉質にはないもです。

そして女性には嬉しい、この炭酸水素塩泉は、ご存知「美肌の湯」とも呼ばれており、風呂上がりの爽快感だけでなく、お肌も表面の角質や汚れを洗い流すことでそのように呼ばれているようです。

2.暑い夏こそ、毎日家庭で人工温泉を楽しみましょう!

以前に重曹泉と呼ばれていたように、家庭でも温泉はできます。

作り方は簡単です

①薬局やス―バーで売っている食用重曹を浴槽に入れます

②入れる分量は、1L=0.2グラム~0.3グラムです。
(家庭のお風呂が200Lとすれば、40グラム~60グラムあたりとなります)

大さじ一杯が15グラムとすれば、2杯~3杯が目安となります

3.ただし注意!!

重曹は刺激の少ない食用を使うこと

そして、きれいになりたいといって、重曹を入れ過ぎないこと!!です

何事もほどほどに
やり過ぎは禁物ですね

【結論】

確かに家庭でも、お湯上りがスッキリ、爽やかな重曹風呂はできますが、水素イオンや塩化物の含有量などの黄金比率は、どうしても天然にはかないません。

綺麗になると思いお湯に入るのと
ホントかなぁ~と思ってはいるのでは3日で差が出ます

信じるものは結果を得る
得られるはずです


温泉からあがる時にシャワーで流す行為は、〇か×か??

夏と温泉と言えば、季節で言うとあまり相性がいいとは言えませんね。
温泉と言えば、やはり秋か冬でしょうか。

さて、本日は温泉からあがる時にシャワーでカラダを流したり、いわゆる「あがり湯」の行為についてお話させて頂きます。

【目次】

  1. 入る前の「かかり湯」とお湯からあがる時の「あがり湯」について
  2. 泉質によっても違うと言われてますが、その実際は?
  3. 温泉の薬効成分をシャワーで落としたくないのはわかりますけど・・

1.かかり湯とあがり湯について

お風呂に入る時は、カラダをお湯の温度に慣らすために、かならずかかり湯をします。

これは、どれぐらいというきまりはありませんが、まず一つ目は温泉という公衆浴場の為、衛生上からきちんとかかり湯をして入浴しましょう。

そして2つ目はお湯の温度にカラダを慣らす目的で、湯治などでは、かかり湯を頭から20回などと推奨しているところもありますが、これは個人差もありますので、手足、全身、そして頭と5~6回で十分だと思います。

そして、お湯からあがる際にいわゆる「あがり湯」ですが、こちらはよく言われるのが「温泉の成分をシャワーで流してしまう」ので、あがり湯はしないことを勧めているようですがその実際についてお話をしていきます。

2.泉質によっても違いはありますが、その実際は

あがり湯について、温泉ではしない方がその成分を持続できると言われてます。

ちょっと待った!!!!

この判断は、温泉の入り口や脱衣場に掲げてある成分分析表や公の表示をみて、源泉掛け流しか循環式か?をみて判断しましょう

掛け流しならばあがり湯は、しない方が望ましいし、循環式なら、あがり湯はした方がいいです。

確かに泉質により、酸性泉(草津温泉)など、カラダの皮膚表面を中和する意味でも、あがり湯を推奨しているところもあります。

しかし、循環方式には、薬剤(塩素)が入っておりますので、微量と言えども気にはなります。

飲料水レベルでその塩素量は気にならないという方もいらっしゃいますが、どの循環方式の温泉の塩素濃度が0.2~0.4PPMに保たれているか?といえばなんとも言えません。

塩素臭が気になる場合は、しっかりとあがり湯をされることをおすすめします。

3.温泉の成分をシャワーで落としたくないのはわかりますけど・・・

でも、循環式ならしっかりとシャワーをされることをおすすめします。

掛け流しなら軽いあがり湯でもいいですし、そうづ峡温泉・元湯「憩の家」はシャワーもカランもすべて源泉(温泉)ですので、あがり湯はしても、しなくてもどちらでも◎です。

手前ミソのようになってしまいましたが、温泉利用指導者の立場で言わせてもらえれば、お湯上りは血管が拡張しているので、いきなり上がると頭の血液がストーンと立った瞬間、下肢に落ちるので、やや冷たい冷水を足にあて、血管を元の状態に戻し、頭や上半身の血液が落ちるのを防ぐことが大事になります。

いろいろと述べてきましたが、これは最終的には、気持ちよくお風呂上りを過ごせるか?どうか?が一番の判断基準でしょう。

あがり湯をせずに、気持ち悪く風呂上りを過ごすのか?それともあがり湯をして温泉成分を落し、もったいなく過ごすのか?

あなたなら、どちらでしょうか??

私はあがり湯をお勧めします!


温泉地での休養と保養、そして療養との違いとは

  • 温泉地では休養、保養、療養の定義は日常生活の場合と若干異なります
  • 当館がお勧めする保養とは
  • 温泉利用指導者がお勧めする温泉地での滞在スタイルこそが現代病の改善のキッカケに

1.休養、保養、療養の違いは滞在日数です

日本人は、欧米人のようにバカンスという感覚がないので、温泉地に滞在するのも一泊二日の旅行を兼ねての場合が多いようです。

長期の休暇をバカンスと呼びますが、この休養、保養、療養にはハッキリと線引きはないまでも、だいたい休養が1日~3日 保養が一週間かそれ以上の長期滞在、そして療養は期日は特に定めてはないようです。
こと療養の場合、その原因となる症状や医師からの安静にするよう定められた日数により変わってきます。

つまり、日数的なもので言えば 休養<保養 となります。

また、温泉地での療養とは温泉による温熱効果や静水圧、浮力、リラックス効果によるアルファ波の増大、そして転地効果などに加えて温泉療法医の処方した「温泉療養指示書」に基づいて入浴を行う場合があり、通常の医療現場における診察、そして薬の処方による症状改善とは違ってきます。

2.当館がお勧めする新保養システムとは

ズバリ『湯治(とうじ)』です

それも、昔から伝わる古きよきものは残しながら、新しい健康増進の提案を加え、さらに温泉に入るだけでなく、温泉地での過ごし方、いわゆる滞在スタイルも見直していこうというものです。

これも周囲に誘惑の無い、歓楽街のない温泉地だからこそ可能な事かもしれません。

当館では、この新保養システムを名付けて「現代版湯治(とうじ)スタイル」、略して新湯治と呼んでおります。
(詳しくは7月の後半、錦パレスのホームページでご案内します)

3.温泉利用指導者が勧める温泉地での滞在スタイルとは?

「郷に入れば郷に従え」ということばあるように、昔ながらの生活スタイルで日の出とともに目を覚まし、日の入りととも寝る準備に入るというものです。

食事においても、糖質制限にこだわらず、地の新鮮なモノ(地魚、地の野菜)など日ごろ摂れないものもしっかり食べ、そして外に出ればフィトンチッド溢れる木立の中を歩いて森林浴を楽しみ、また川辺を歩くことでマイナスイオンを全身にあび、ストレス解消で自然にリフレッシュできます。

また、日ごろスマフォやパソコンという電子機器と一日何時間、場合によれば十数時間も使用している状況を温泉地に来ればできれば無くし、静かな環境で読書に親しみ自分と向き合う時間をお勧め致します。

そして不眠症や手足の冷えに悩まれる方も、この就寝前の温泉こそが睡眠の質をあげる一番重要なものなのです。

先に保養は一週間からそれ以上と言いましたが、実は2006年に神奈川県箱根町の強羅(ごうら)温泉で数千人を対象に温泉に入って体調の変化があったか?どうか?を試したところ、一泊ではそうも違いがなくても、2泊以上はあきらかな(特に女性)カラダにおける良好な変化があったと報告があります。

忙しい現代人の方、医者に行っても「どこも悪くありません」と診断されても、でもなんとなく頭が重い、やる気がでない、仕事中にボーっとするなど半健康人であればこそ、薬で直さず、医者に頼らず、自然の力、自然の恩恵である温泉の力で改善することは可能ですなのです。


温泉と鉱泉との違いは?そして鉱泉でなくてはならないものとは?

1.温泉と鉱泉のそもそもの違いとは

わかりやすく言えば、大きな枠組みで言えば、鉱泉も温泉なのです。
しかし線引きされるのが、その湧出温度で25℃を境に、25℃未満が鉱泉、それ以上が温泉と定義されます。

広い温泉という枠組みの中で、温泉の温度で呼び方を変えているだけなのです。
ほとんどの場合、25℃以下の鉱泉でも、○○温泉と呼んでおります。
(ちなみに雙津峡温泉の源泉は22.1度で鉱泉にあたります)

湧出口の泉温により温泉か?または鉱泉か?に分かれる訳です。

ちなみに鉱泉を冷鉱泉と呼ぶ場合も多々あります。

2.温泉と鉱泉で効果効能に違いはありますか?

ハッキリいうと効果効能に違いは全くありません。

わかるかと思いますが、温度で呼び方を変えているだけなので、その成分(いわゆる薬効)による違いで呼び方を分けているのではありません。

さらに、温泉法というところの定義によれば、湧出温度が25℃以上、もしくは温泉法で定められた規定以上の温泉成分を満たしていれば『温泉』と定めています。
ま、結構ゆる~い法律なのですが、雙津峡温泉の泉温は22.1度ながら、温泉法で定められた成分を満たしてるので温泉なのです。

温泉か?鉱泉か?をこだわるよりも、源泉掛け流しか?循環か?とか、酸性泉か?アルカリ性の温泉か? 禁忌(きんき)症は何か?など気にされて入られた方がいいと思います。

3.温泉よりも鉱泉の方がのぞましいものとは?

ずばり言えば「飲泉」です。

例えば、飲泉は原則垂れ流し状態でないといけません。
ですので溜った温泉水を飲むような場合は、通常飲泉許可は下りず、垂れ流し状態でたえず新鮮な温泉水でないといけません。

つまり浴用で言えば、掛け流し
飲用の場合は垂れ流しで新鮮な温泉水を飲める状態でなければいけないのです。

もうなんとなくお解りだと思いますが、鉱泉が飲泉に優れる理由は、30度の温泉水を飲めますか?

放置して冷ませば、飲用に適した温度になるかもしれませんが、鮮度は落ちますし、いわゆる温泉成分が気化したりで効果も薄くなってしまいがちです。

これらの理由から、飲泉にはやはり温度で区別した場合の鉱泉(冷鉱泉)が、飲泉に適していると言えます。