現代版湯治スタイル、新湯治のおすすめ

古くから日本には自然に囲まれた温泉で健康を維持・回復する「湯治」というものがあります。

今回は、日本人が愛してやまない温泉を健康増進に使う湯治について、忙しい現代人に合うようにアレンジした新湯治(現代版湯治スタイル)についてお伝えします。

1.湯治の歴史とこれから

温泉の歴史は、西暦720年頃の日本書記や風土記に有馬温泉や南紀白浜温泉が記されていますが、温泉を健康増進に役立てたり、病気の予防やケガの回復目的で温泉療法が盛んに使われるようになった江戸時代で、もっとも盛んになった時代でした。

しかしながら、明治時代になり西洋医学が入ってきて、それまでの温泉療法は下火となってしまいましたが、湯治は現代医学と違って病巣に直接、薬などで処置をするのでなく、人が本来持っている自然治癒力を引き出す点については現代医学でも、その良さを認めるところであります。

温泉療法は薬のような副作用の心配もなく、本来はもっと広がっても良いものだと感じます。

そして今また見直されつつある温泉療法=湯治ですが、昔のように忙しい現代人が一週間や一ヶ月も温泉地で滞在することは難しいというのが現状です。

さらに、情報が発達し様々な事が検証されてきた現代において、 以前は良しとしていたものも 今の時代にはそぐわないものもあります。

これは、スポーツの世界において「運動中は水を飲むな」とか「うさぎ跳びでグランド一周」など今のスポーツシーンではありえないことです。

同じように、温浴療法でも42℃以上のお湯に15分以上も入るような高温浴は、カラダに与える負担以上に命の危険もあることから避けるようになってます。

歴史とともに不変であるもののと、そして時代に応じて変化していくも、この両方を併せ持った温浴療法が、私たちが提唱する現代版湯治スタイル、いわゆる新湯治となります。

2.現代版湯治スタイルとは、いかなるものか?

湯治の効果は、様々ですが昔は1週間や一ヶ月の長期間、温泉地で療養することでカラダの調子が整っていくというものです。

現代でも生活スタイルが乱れると、いわゆる生活習慣病として糖尿病や高脂血症、狭心症さらには、悪性新生物(癌 ガン)までをも含めた疾病(しっぺい)を引き起こします。

そして湯治効果と言えば、例えば温熱作用、静水圧効果、薬効作用などの温泉に入ることによって得られる効果については、どちらかと言えば体調における改善となります。

その一方、ことあるごとにお伝えしている「転地療法」、つまり温泉地で滞在することで生活習慣が整い、高い山の気候や気圧、そして山の緑や川のせせらぎによる癒しなど環境の変化によりカラダだけではなく心の状態が整うことも湯治効果としてあることも事実です。

では、温泉地でどのような過ごし方がカラダと心にプラスの影響を及ぼすのか?といえば

・時間を忘れて読書にふける自分だけの嗜好の時間
・森の木立の中を散策することで得られる森林浴効果
・川のせせらぎで得られる癒し、そして全身で浴びるマイナスイオン
・地元の人との交わりの中で触れることができる田舎体験
・静かに遠くの山を見つめ、自分と向きあうメディテーション(瞑想)
・地の食材である 山の幸や名物料理 から吸収できる土地のパワー
・朝早く起き、そして日没とともに就寝の準備に入る規則正し生活
・新鮮な空気をカラダいっぱい吸い込むことで得らる浄化作用
・温泉に入ることで、浮かぶプラスの考え事と気づきやアイディアの数々

ざっと温泉地に滞在することで、これらのことが得られ、そしてその体験こそが得られる非日常でもあります。

さらにこの度、提唱している新湯治では、温泉資格の上位資格でもある温泉利用指導者がマンパワーとして、滞在者の健康づくりのサポートを致します。

医学ではできない、心とカラダの健康づくりこそが、我々が目指す温泉を通じての健康増進、いわゆる新湯治、現代版湯治スタイルと位置付け、いよいよこの秋から本格的にリリース致します。


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